あなたのお子さんは生後6か月を
過ぎた頃でしょうか?
離乳食も始まり早い子ならお座りも
始まっていますよね。
そこで今日、は6か月健診の内容と、
指摘をされやすいことについて
お話をしていきます。
生後6か月を過ぎるとママと他の人の
区別がつく頃で人見知りも始まります。
睡眠のスタイルも個性が表れる時期で
中にはなかなか寝てくれない子も
いますが。
でも、成長に従って収まってくるので
そんなに心配しないでくださいね。
さて、6か月健診は自治体によっては
やらないところもあります。
また、7カ月のところもありますね。
診察に必要なものはこちらの記事を
参考にしてくださいね。
目次
6カ月健診で行うこと
では、6か月健診が実施される場合は
どんな検査を行うのでしょうか?
診察内容
おもな診察内容はこんなことです。
- 運動能力
- 知能
- 心の発達
この時期は赤ちゃんの運動能力や
知能が大きく発達する時期です。
だから、お座りや寝返りがどの程度
できるかなど主に運動能力の発達を
検査します。
さらに、次のような「心の発達」も
チェックします。
また、昔はこの時期に小児がんの
ひとつである「神経芽細胞腫」の
尿検査が行われていました。
でも、目立った症状がなければ
早期発見の重要性がないので
2004年から中止となっています。
では診察内容の詳細について
確認をしていきましょう。
身体測定・聴診・触診
「1,3か月健診」と同様服を脱がせ
次のことを測定します。
- 身長
- 体重
- 胸囲
重要なのはやっぱり、体重が順調に
増えているかですね。
この時、同時に斜頸や股関節脱臼の
可否についても一緒に見ます。
胸と背中の聴診では、心臓や肺音に
雑音がないかを確認します。
おなかの触診は内臓に異常がないかと
この時に皮膚の状態も一緒に見ます。
大泉門の状態
「大泉門」は赤ちゃんの頭頂部にある
箇所で、生後6ヶ月くらいになると
閉じてくることがあります。
大泉門がどれくらい閉じているかを
触診で確認を行います。
顔に布をかけるテスト
顔に布かけた時に赤ちゃんが自分で
取ろうとするかを見ます。
これは「精神面と運動面の発達」が
正常に進んでいかの確認になります。
でも、気分が乗らない赤ちゃんは
ハンカチをのせてもしないことも
あります。
だから、もしできなかったとしても
心配をしないで大丈夫ですよ。
医師は個々の検査で赤ちゃんの状態を
判断するわけではありません。
「複数の発達検査」を組み合わせて
総合的に判断します。
もし、払いのけなくても他の検査で
問題なければ問題なしになります。
心配なら家に帰ってやってみましょう。
お座りの状態
「3~4ヶ月健診時」のお座りと
今の様子の変化を確認します。
前のめりや、手をついてしまっても
一瞬でも一人でお座りが出来れば
問題はありません。
寝返りの状態
仰向けに寝かせた状態からどのくらい
体をねじることができるかをチェック
していきます。
ただし、これも赤ちゃんによって
個人差が大きくなります。
完全に出来なくても心配いりません。
問診
最後に問診を行いますが、先生から
以下のことを質問されます。
- 声を出したり喜んだりしているか
- 人見知りするか
- おもちゃに興味示すか
これらの診察は「心の発達」を見る
質問となります。
また、離乳食の進み具合いや
授乳回数も聞かれます。
6カ月健診で指摘されやすいこと
では、この時期に指摘を受けたり、
気になるようなことはどんなことが
あるのでしょうか?
体重増加が少ない
1ヶ月前と身長・体重があまり変化が
ないと指摘されることがあります。
ただ、ハイハイしてどんどん動く子は
体重はさほど増えていきません。
なぜなら体力を消耗するからですね。
また、便秘知らずの子も、体重増加が
少ないことがあります。
離乳食がまだで、ママが始めたいと
思っているなら始めてみましょう。
ハイハイをあまりしない
「ハイハイをあまりしないけど大丈夫かな?」
こう思うママさんが健診時に先生に
相談することが多いようです。
ハイハイについてはこちらの記事を
参考にしてみてください。
10か月になってもまだハイハイが
できない子もいるので心配いりません。
個人差もあるので暖かい目で見守って
あげてくださいね。
ハイハイは、赤ちゃんとって胸や背中
腕の筋肉を鍛えるため大事なことでは
ありますが、少しずつできるように
なってきますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
先生に大丈夫と言われてもママとして
心配なことがあるなら予防接種などで
病院に行く機会などあれば、その際に
いろいろ聞いてみるといいですよ。
また、特に気になることがないなら、
「9~10カ月健診」がまたあります。
なお「6~7カ月健診」は無理をして
受けなくてもいいでしょう。