【赤ちゃんの筋性斜頸】家でも確認できる方法と筋性斜頸の3つの対処法

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赤ちゃんは向き癖があるものです。

右ばかり、左ばかりというのは普通に

あることですが、こう感じたことは

ないでしょうか?

「どうも首が不自然に曲がってる」

それは、もしかしたら「筋性斜頸」と

いう病気かもしれません。

そこで今日は「筋性斜頸」とはどんな

病気なのか、そしてママでもできる

対処法についてお話していきます。

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もしあなたの赤ちゃんの首が不自然に

曲がっている?と感じているなら、

傾いている「首の付け根を」触って

みてください。

固いしこりがあったら「筋性斜頸」の

可能性があります。

筋性斜頸の特徴

では、まずどんな病気なのかお話し

していきますね。

筋性斜頸とは

筋性斜頸とは、首にしこりがあって

首を自由に動かせない病気です。

「1000人に2,3人の割合」で

起こることがあります。

原因は首の筋肉にしこりがあるので

筋肉に引っ張られ首が曲がるため

片方だけを向きてしまいます。

しこりの大きさは大人の小指くらいの

小さいものから親指大のものまでと

色々です。

寝る時間の長い乳幼児期は、向き癖が

ある赤ちゃんが多くなります。

でも、それだけで「筋性斜頸」と疑う

必要はありません。

首にしこりがあるので診断がつくし、

これは、ママが触ってもわかります。

心配なら、赤ちゃんが向いてる方の

反対側の首の筋肉に指先くらいの

しこりがあるか触ってみてください。

家で可能な対処方法

「向き癖き」は赤ちゃんが首を自由に

動かせるようになると自然に治ります。

だから向き癖がひどいということで

筋性斜頸になることはありません。

筋性斜頸は「80~90%」は何もせずに

1歳頃までに自然に治るのが普通です。

本当は何もしなくてもいいのですが

「ママでも行える対処方法」を一応

ご紹介しておきますね。

授乳時の工夫

授乳時に赤ちゃんが向けない方向で

おっぱいをあげてください。

これが一番手軽にできるし、

効果が期待できる方法です。

出来る範囲でいいのでやってみて

くださいね。

また、ママが不安だと子供に不安が

伝わって夜泣きの原因にもなります。

とにかく心配しすぎは禁物です。

声をかける時の工夫

いつも向いてしまう「反対側」から

ママが声をかけて、自然に反対側を

向くようにしてみましょう。

そうするうちに、しこりが小さく

なってくる可能性があります。

ドーナツ枕を使用

なるべく首をまっすぐで寝ることが

できるようにするなどのケアもすると

いいですね。

また、頭だけでなく背中全体に巻いた

バスタオルなどを当て向きを変えると

良いですよ。

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マッサージを行うのはNG

しこりを取ろうとマッサージするのは

絶対にしてはいけません。

なぜならしこりや周辺の組織を傷つけ

かえって自然治癒を妨げることになる

からです。

実は私は「筋性斜頸」だったんです。

母がそのためにマッサージに通ったと

言ってましたけど、このブログ書いて

ダメだったんだって知りました。

昔はそれがよかれと思いしただろうし

母も大変だったようです。

もちろん、今は正常ですよ。

だから、おばあちゃんなどから

こう言われることがあるようです。

「反対を向かせろ、マッサージしろ」

これは無視してください。

おっと、無視ではなくて

「今はそういうやり方はしない」と

言ってくださいね。

実は先生によってはこう言う人も

います。

「何もしなくていいですよ、効果ないから」

筋性斜頸と診断された場合

1カ月健診や3か月健診で筋性斜頸と

診断されて、ママとしてはショックを

受けてしまうことが多いようです。

でもほとんどは自然に治るものなので

心配をしすぎないでください。

まず1歳までは様子を見ることになり、

それでも治らない場合は、しこりの

「筋肉の筋を切る手術」をします。

手術について

筋性斜頚の場合、しこりのある側に

顔を向けないで、片側だけを向いて

眠ります。

だから、頭や顔の形がいびつになる

ことがあります。

このタイプは手術が必要になります。

手術というと、大変なことと感じて

しまいますが、2、3日の入院で済む

簡単なものです。

入院して手術することになった時は

こちらの記事を参考にしてくださいね

【赤ちゃんの入院準備】入院前に知っておきたい4つの知識と重症化しやすい2つの病気
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その後は、1ヶ月くらい装具をつける

必要があるので、装具を付けることが

できるようになる「1歳~3歳頃」に

行うのが通常となります。

また、筋性斜頸のごく一部には

こんなことが原因の時もあります。

  • 骨の異常
  • 首の周囲の炎症
  • 斜視などが原因

心配なら、一度整形外科で診察

受けてみるといいでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

運動量が増えてきて、いろんなところを

「きょろきょろ」と見るようになると

治ることが多いですよ。

首のしこりがか大きくなってくると

先生には「様子を見ましょう」と

言われても「本当に大丈夫だろうか」と

心配になる気持ちもわかります。

でも、まず落ち着いてお子さんの様子を

見守ってあげてくださいね。

いたずらに不安になっても仕方ないし、

治る可能性のほうが大きい病気です。

どうしても「筋性斜頸かも?」と

不安があったら、必ず誰かに相談して

決して一人では悩まないでください。

1番の理解者は旦那さんになります。

辛いことや苦しいことがあったら

まずパパさんに聞いてもらいましょう。

パパさんがだめなら(笑)ママ友、

保健師さんでもいいんですよ。

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