【1 ヶ月健診の目的】健診時の注意事項と8つの診察項目の内容

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先日、定期健診についてお話しました。

まず、一番最初にある定期健診は

「1カ月検診」です。

でも、初めての健診ですから

何をするのか気になりますよね。

そこで今日は、1カ月健診の目的と

その内容についてお話ししてきます。

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1カ月健診はママと赤ちゃんが一緒に

外出する初めての機会かもしれません。

お出かけの方法は色々ありますが、

無事に済むといいですね。

持ち物などはこちらの記事にまとめて

ありますので参考にしてください。

【乳幼児の定期健診の準備】行く時期と健診時に必ず持っていくべき14個の物
初めて赤ちゃんが生まれて出産後に 退院すると、余程のことがない限り 次に病院に行くのは1カ月健診です。 でも、もしあなたが初めて赤ちゃ...

1カ月健診の知識

では、健診の目的や内容について

順番に確認していきましょう。

目的

赤ちゃんは、産まれたとたん自力で

呼吸も栄養摂取もしないといけません。

最初の1ヶ月は、まず外界に慣れるのが

大切な時期となります。

「1ヶ月健診」は、この時期を無事に

乗り越えたかをチェックするものです。

受診する場所

だいたい生まれた産院、病院で

行うのが一般的となります。

たとえば、里帰り先で出産した後に

自宅に戻ってきた時もお産を行った

病院で行った方がいいでしょう。

なぜなら「生後、産後1ヶ月目」の

現状が単にどうなのかを診るだけでは

ないからです。

出産直後からどう変化してるか

確認をすることもあるからです。

1ヶ月までは新生児のことだけでなく

ママの体力、体の内部も回復するのを

待つ時期です。

だから、1ヶ月健診で先生から

「大丈夫!」とお墨付きをもらって

自宅に戻った方がいいしそのケースが

多いです。

内容

ではひとつずつ健診内容について

確認をしていきましょう。

身体測定

まずは身体測定を測定をします。

身長・体重・頭位・胸囲を測りますが

一番重要なのは、発育の目安となる

「体重増加」です。

また、頭の状態を確認して異常から

「水頭症」などが発見されることも

あります。

胸・背中

心臓や呼吸、お腹の音に異常が無いか

確認を行います。

おなかの触診

お腹の触診をします。

お腹を触り肝臓や脾臓、腎臓などの

内臓に腫れや、しこりがないかを

確かめます。

あせもや湿疹、アザがなどの皮膚の

状態もこの時に一緒に診察します。

黄疸がひどい場合は、肝臓の異常を

疑います。

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首のしこり

首にしこりや、リンパ節などの

腫れがないかの確認を行います。

肩のしこりが原因で、顔が片方しか

向かなくなる斜視チェックもこの時

行います。

家で確認できる方法もあるので

参考にしてくださいね。

【新生児の斜視】早く見つける方法と家でも斜視か判断できる2つの方法
あなたは、赤ちゃんが斜視かも?と 心配にはなっていませんか? これは、産院を退院したばかりの 新生児で特に心配になることのひとつです。...

筋肉の緊張状態の確認

赤ちゃんの両手を持ち引き起こしを

した時の筋肉の緊張状態を確認します。

体がこわばらないで全身の力が適度に

抜けていれば健康な状態と判断します。

また、頭を片手で上げ、急に手の上に

落下させる「モロー反射」についても

チェックを行います。

赤ちゃんが、両手を大きく開き何かに

しがみつく動作をするなら大丈夫です。

モロー反射はこちらの記事にまとめて

あります。

【新生児のモロー反射】その対策と反射ではなく病気を疑うべき2つの症状
あなたは新生児の原子反射のひとつの 「モロー反射」をご存知ですか? 実は、病気と間違えやすい症状なので とても心配になります。 ...

体が極端に柔らかくないか、もしくは

硬くないか、神経発達の目安なども

この時に確認を行います。

「股関節脱臼」についても起こして

いないかチェックします。

【赤ちゃんの足の脱臼】「先天性股関節脱臼」の原因と4つの予防・対処方法
あなたのお子さんは「先天性股関節脱臼」では ありませんか? またその傾向はないでしょうか? 結構見逃しやすいんです。 そこで...

問診

最後に「問診」が行われます。

聞かれるのは次のことです。

  • ママのおっぱいの状態
  • ミルクの回数
  • ミルクの飲み具合
  • ウンチの色
  • ねんねのリズム

また、赤ちゃんの生活についても

聞かれます。

気になることがあれば、この時に

先生に質問をしましょう。

あらかじめ母子健康手帳などに

メモをしておいて医師に聞くと

いいでしょう。

K2シロップの処方

K2シロップとは「ビタミンK」です。

ビタミンKが不足すると頭の中で

出血を起こすことあります。

その予防のため、健診時に赤ちゃんに

投与します。

これは全国共通なので必ず飲むことに

なります。

出産後にも渡されていると思うので

飲み方はもうわかっていますよね?

念のため飲ませ方の注意点について

復習をしておきましょうか。

スプーンで飲ませる場合

原液のまま、少しずつ取り分けして

赤ちゃんの口に入れていきます。

哺乳瓶の乳首で飲ませる場合

哺乳瓶を赤ちゃんにくわえさせて

原液シロップを少しずつ入れてきます。

哺乳瓶で飲ませる場合

ミルクか母乳に混ぜて飲ませましょう。

量は10ml以下に調整してくださいね。

楽に飲ませる方法はこちらの記事が

参考になります。

【赤ちゃんが薬を嫌がる】薬を上手に飲ませることができる10個の工夫
突然ですがあなたは、赤ちゃんに 手際よく薬を飲ませたり、つけたり することができますか? 薬を残さずきちんと与えたいけど 中々飲んで...

ここで気をつけなくていけないのが

スティックのまま飲ませないことです。

なぜなら、スティックのままだと

赤ちゃんの口や唇を傷つけてたり、

気道に入ることがあるからです。

母親の検査

ママの検査は、これまでに特に

異常が無い時は行わないことが

多いです。

生後1ヶ月の時期ではママの子宮は

出産前の位置に戻って、悪露も

出なくなっているのがふつうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

1ヶ月健診では、赤ちゃんの全体的な

体の成長も診ます。

先天性の病気がないかもこの健診で

しっかりチェックしますので時間が

かかることが予想されます。

余裕をもって出かけて持ち物も

多めに持っていくといいでしょう。

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