あなたは、赤ちゃんを産んだ後から
自分の性格が変わったみたい…と
感じていることはありませんか?
赤ちゃんのことで頭がいっぱいで
睡眠不足だし、仕方ないと思って
いるならちょっと待ってください。
それは産後よくある「産後うつ」に
なっているのかもしれませんよ。
「うつ」になるなんて大変!と
思わなくても大丈夫です。
ちゃんと治りますからね。
あなたはこんな風に感じていることは
ありませんか?
- 最近、神経質になったみたい
- 夫が疎ましく感じる
- 何をするのも億劫、面倒くさい
- 母親の言葉にカチンとくる
- 人の言うことにつっかかりたくなってします
- 涙もろくなった
日々の慣れない育児とともに時間など
関係なく、授乳をする毎日でしょう。
「睡眠不足と疲れがたまってるからイライラしているんだわ」
それも原因のひとつですよね。
でも、それだけではありません。
目次
出産後、鬱になる原因
ではまず、なぜ出産後に心身の不調が
出てしまうのか原因をお話ししますね。
ホルモンバランスの変化
妊娠中は赤ちゃんを順調に育てるのに
必要なホルモンが多く出ていました。
でも出産後は、当然ですがママの体は
元に戻っていってしまいます。
妊娠中に出ていた「エストロゲン」と
いうホルモンがあります。
これは、気持ちを前向きにできる
「幸せホルモン」と呼ばれています。
ところが、胎盤がなくなると同時に
このエストロゲンが急激に減ります。
これが原因で、産後は気分が落ち込み
いつもと違う自分になってしまいます。
また生活のリズムもガラリと変わって
人との関わり方も違ってくることも
原因のひとつです。
「今までとは変わってしまった自分」
それはすべてホルモンの仕業です。
だからごく自然なことなんですね。
心の不調を正常に戻す方法
では、産後うつを発症しないように
するにはどうすればいいのでしょうか?
思考を変える
「私はなんでこんなダメな人間になっちゃったんだろう…」
そう考えるのではではなくもう一人の
自分に出会えたと思うことが大事です。
「新しい自分を発見できたんだ!」と
思えばいいんです。
こう思うだけで、沈んでいた気分も
変わってきますよ。
おもいきり泣く
育児を頑張っていても、あんまり
褒めてくれる人っていませんよね。
「こんなに頑張っているのに…」
泣きたくなることが時にはあって
当たり前なんですよ。
そんな時は、ため込まにようにして
大泣きしちゃっていいんです。
心も体も、もう限界だと感じたら
心の中にため込んでいた物を全部
出せるぐらいガンガン泣いてください。
泣くことで脳内ホルモンのひとつの
「エンドルフィン」が出てストレスの
解消に繋がります。
夫だけでない「第三者」に相談
唯一相談に乗ってくれそうな?夫は
あんまりあてにはなりませんよね。
できれば、同じ立場にいる仲間を
見つけるといいでしょう。
夫には言えないことも、第三者だから
話せることもありますよね。
友達はもちろんのこと助産師さんでも
いいんですよ。
「この人には話しやすい」という人を
ぜひ見つけてください。
この時に出会った人は、もしかしたら
一生涯の友達になることもあります。
「頑張る」のはNG
今は心も体も疲れ切っている状態です。
だから頑張らなくていいんですよ。
もう十分頑張ってきてるんですから。
そしてこんな考えはいったん捨てて
しまいましょう。
「赤ちゃんのために私が頑張らなきゃいけないんだ!」
そもそも頑張らなくていいんです。
「子育てママ」は、実は全員そんなに
頑張ってないんですよ。
でも、掃除も料理も手を抜くことには
頑張ってもかまいませんよ^^
手抜きする方法はこちらの記事も参考に
してくださいね。
子育てに「正解」なんてない
子育てに限らず、妊娠と出産には
「こうすればこうなる」というような
正解はありません。
前にもこんな記事を書いていますので
参考にしてください。
「なんとかなるさ」のケセラセラの
精神が大事ですから、心を軽くして
開放していきましょう。
そう思うと不思議と本当になんとか
なってしまうものですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
まとめると、
- 出産後はホルモンが減少して性格がかわったように思う
- おもいっきり泣けばストレス発散になる
- 第三者の相談相手を見つける
- 頑張るのはやめてしまう
- 「なんとかなる」と思えば本当になんとかなる
ホルモンの影響によって産後抜け毛が
酷くなったり、膝や指などの関節が
痛くなることもあります。
性格も体の不調も産後10ヶ月くらい、
長い人でも1年半ぐらいで元に戻って
いきます。
そんなに気にしすぎず今だけのものと
割り切って小さなことも幸せや喜びを
感じる日常にしていってくださいね。