【乳児の予防接種の同時接種】3つの大きな同時接種のメリットと副反応の真実

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赤ちゃんの「予防接種の同時接種」は

「副反応が心配…」とあなたは

思っていませんか?

また、同時接種自体が赤ちゃんの

体に負担を与えるのでは?と考えて

いることはありませんか?

いいえ、断然「同時接種」するのを

オススメします。

今日は「予防接種の同時接種」について

お話ししていきます。

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まだ、同時接種に対して抵抗のある

ママさんがかなり多いですよね。

それは、様々な体験談を聞いたり、

ネットでの情報を見たことにより

危険と感じているからでしょう。

たとえば次のようなことですよね。

  • 発熱があった
  • 微熱が続く
  • 注射を打った患部が腫れた
  • 同時接種での死亡例がある

こんな口コミではないでしょうか?

ここで同時接種をオススメする前に

知っておいてほしいことがあります。

あなたは、月齢の小さいお子さんが

どのくらい予防接種を受けなくては

いけないかをご存知ですか?

1歳未満で受けるワクチンの数

同時接種

1歳未満で受けるべきワクチンは

全部で6種類あり、回数は16回も

あります。

その内訳は以下のとおりです。

  • BCG 1回
  • 4種混合ワクチン3回
  • ヒブワクチン3回
  • 肺炎球菌ワクチン3回
  • ロタウイルスワクチン2、3回
  • B 型肝炎ワクチン3回

そして、生ワクチンの場合は4週間、

不活化ワクチンは1週間は空けないと

次の予防接種ができません。

また、ロタウィルスワクチンの場合は

「生後32週」までしか摂取できない

など決まりがあるものもあります。

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季節によりインフルエンザワクチンも

2回摂取する必要がありますよね。

インフルエンザもいれると、なんと

7種類、18回にもなってしまいます。

まずこれを頭に入れておいてください。

【乳児のインフルエンザ予防接種】乳児も摂取が必要な3つの理由
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同時接種がいい理由

同時接種ワクチン

同時接種するのを、私がオススメする

理由は次のようなことからです。

病院に行く回数が減少

同時接種すれば病院に行くのは4回、

BCG が集団接種の場合は5回です。

つまり早ければ生後5、6ヶ月目には

接種がすべて完了することになります。

これをすべて単独で接種したら病院に

行く回数は、全部で16回となります。

早くても生後8~9ヶ月目になって

やっと接種が完了します。

「任意接種」についての詳細は

こちらの記事を参考にしてください。

【乳児の任意の予防接種】すべての予防接種を受けてほしい5つの理由
月齢の小さい赤ちゃんがいるママは 予防接種ラッシュで忙しいですよね。 忙しいスケジュールの中でさらに 任意接種も受ける必要があります。...

病気が移る機会も減少

「同時接種」「単独接種」する場合で

予防接種が完了する差は3ヶ月です。

たった3か月なら問題ないと思うかも

しれません。

でも摂取完了までの期間が長ければ

その間に病気になる危険性がでてきます。

また、このシュミレーションについては

あくまでも、子供がずっと元気で体調を

崩すこともない場合のことです。

そして病院へ連れて行く家族の都合も

合うことを想定しているものです。

考えてみて下さい。実際16回通う中で

スケジュール通り行くことは果たして

何回できるでしょうか?

「…確かにかなり無理があるなぁ」と

感じますよね?

そう考えると「至難の業」と言えます。

単独接種をオススメしない理由

では、同時接種をしないとどのような

マイナス点があるのかをお話しして

いきますね。

ワクチンを受けてはいけない間隔が増加

同時接種をしないと、ワクチンが

間に合わないことがある可能性が

増えることはわかりましたよね?

この、ワクチンが間に合わなくなる

リスクがとにかく怖いんです。

細菌性髄膜炎や重症感染症、敗血症に

感染してしまうリスクが高くなります。

単独接種したことで、ワクチン接種が

先延ばしいなり、その間にヒブや

肺炎球菌に感染することが多いんです。

なかには、後遺症が残ってしまったり

死亡してしまうお子さんも、実際には

たくさんいるのも事実です。

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同時接種で「副反応」は増えない理由

単独接種なら副反応が出ないと

思っているならそれは間違いです。

ヒブワクチンと肺炎球菌ワクチンを

同時接種した後に亡くなったという

乳幼児の事例が過去にありました。

これが、同時接種が原因ではないかと

言われたので一時期、同時接種に対し

神経質になった時期がありました。

でも、調査の結果、同時接種とは

なんの関係もありませんでした。

実際には、同時接種が原因ではなくて

「同時接種」後に偶発的に発生した

乳幼児突然死症候群(SIDS)や

不整脈などが原因でした。

また、同時接種で死亡率は増えない

いうこともわかっています。

同時接種後でも、単独接種であっても

ワクチンに対するリスクは変わらると

いうことはないのです。

「因果関係」に対する医学知識などが

まったくないマスコミの「偏向報道」

だったというのが本当の実態です。

同時接種は可能な数

世界に並ぶ

同時接種は世界的に20年以上前から

行われてきました。

また、同時接種の組み合わせや本数に

制限は実はありません。

ワクチンの接種できる月齢・年齢に

なっていれば可能なんです。

でも、病院によっては2種類までしか

しないというところもあります。

海外では「5種混合ワクチン」など

最初から何種類も混ざっていることも

あります。

欧米では生後2か月で6本のワクチンが

同時接種されているのが現状です。

アメリカなんかではインフルエンザの

ワクチンを含め最大9種類のワクチン

同時接種することもあります。

「これはちょっと赤ちゃんかわいそうだな」って

さすがに感じますよね。

大人でも同時に注射を9本なんて…

私は注射嫌いなので絶対無理です。

身体中、注射のあとだらけになるのは

きっと痛々しく感じますよね。

でも、こんなにたくさん同時接種を

しても、全体の免疫力の0.1%にしか

ならないんですよ。

それだけ、月齢の少ない赤ちゃんには

病気に対する免疫力がありません。

だから、早目に予防接種を受けて

大病にならないようにしていると

いうことなんですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

日本は認可されるワクチンが少なくて

導入されるのも遅かったのが現状です。

でも、やっと世界と肩を並べることが

できるレベルになってきました。

日本でも、3年前は同時接種に反対の

小児科医が実は少なからずいました。

今はほとんどの小児科医が学会などで

知識を得て勉強して、同時接種が全く

問題ないことを知っています。

そして、今では同時接種の方が推進

されるようになりました。

きっと、近い将来にこんなふうに思う

日がくるでしょう。

「どうして昔は予防接種を1種類ずつなんてしていたの?」

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