あなたは現在、日々の育児に追われる毎日を
お過ごしでしょうか?
子育ては、あれこれ考える暇もなく
夢中でしていると、
あっという間に過ぎていきます。
でもそんな中でも「いい子」に
育てたいですよね。
そこで今日は、子供の育て方に
役に立つある本をご紹介します。
あなたにお聞きします。
少子化が進めば進むほど
増えるのは何かわかりますか?
…それは、子供をたっぷりの愛着で
育てることと、教育熱心な親、
そして祖母・祖父の愛情ですね。
「うちはそんなことないわ」
そうですね、そういうご家庭も
もちろんあるでしょう。
でもそんなご家庭でも興味があるのが
「正しい子育ての仕方」ではないでしょうか?
「育脳」「脳を育む」「育児法」など
様々な本が出ていますが、
いったいどんな本を選べばいいか
迷ってしまいますよね。
目次
これからの「子育て」のに必ず役立つ本
今、とても売れている本があるのをご存知ですか?
それは人生でいちばん大切な3歳までの育て方という本です。
でも、私はこの本はお勧めしません。
「え?何言ってんの?」
こんな声が聞こえてきそうですね。
では、いい点からまずお話しをして
悪い点をその後にお話しします。
いい点
ではオススメできる内容について
お話ししましょう。
信頼感を得られる「いないいないばぁ」
生まれたての頃は目が見えていないと
いう話は以前していますよね。
生まれたては聴覚が優位ですが
生後3か月過ぎからは、
視覚が優位になってきます。
だから
「目を刺激する遊びを積極的に行いましょう」と
書いてあります。
一番いい遊びは「いないいないばぁ」です。
顔を隠すとママが見えなくなって
不安になるけど「ばぁ」でママの顔が
見えると赤ちゃんは安心します。
この遊びでこんなことを学びます。
「ママは自分が困ると助けてくれる存在」
赤ちゃんとの信頼関係が生まれます。
共感能力が生まれる「本の読み語り」
生後6カ月~1歳の間に
共感能力を高めるのは
擬声語や擬態語が多い
「絵本の読み語り」です。
赤ちゃんの能力を高めるのはもちろん、
親の気持ちも落ち着きます。
だからイライラしないで赤ちゃんに
接することができるようになります。
オススメの本はこちらを参考にしてくださいね。
たくさんの経験をさせる
1~2歳までのお子さんは色々な人と
会いコミュニケーションをとったり、
多くの体験をさせることが大切です。
子供が大切なあまり、親が危険だと
感じることをやらせないのでは
色々な経験が積めません。
危険な物やことを教えるのは大切ですが、
親が先回りをしては体験できることは
増えていきません。
失敗の経験も重ねることが大切です。
ひとりの人間として尊重する
2~3歳の子供はまだまだ親が面倒を
見なくてはいけません。
でも自我が芽生えてくるのはこの頃で
もう一人の人間として認める時期です。
自分の考えや思い方が出てきます。
それを親が遮ることがないようにしましょう。
そしてお子さんの話をしっかりと
聞いてあげてください。
悪い点
ここまでは、私がこの本の「いい」と
思える点でした。
ではどの点が共感できなかったかを
お話ししますね。
母乳育児がすべてのように思える
母乳で育てることができないママは
色々な事情でいます。
でも、この本は「子育ては絶対母乳」と
いう感じが否めません。
母乳育児をしたくてもできないママが
読んだら落ち込みます。
ワーキングママを否定する書き方
ママのそばで3歳までは育てた方がいい、
抱っこしたいと言ったら、思いっきり
抱いてあげましょうみたいなことが
書かれています。
でも、これはワーキングママには
不可能なことですよね。
「3歳児神話」のようなことも
書いてあるので私にとっては?です。
確かにそうすれば育児は「完璧」です。
でも、完璧にできないのが育児だし
思うようにはいかないものですよ。
少なくともワーキングママが読んでも
参考になる本ではないです。
始めて買うオススメの育児本
では、初めて購入する育児本でおすすめなのは
「はじめてママ&パパのしつけと育脳」という本です。
「主婦の友社」のこのシリーズは
図解や漫画などでわかりやすくてとても見やすいです。
入門書としてはこのシリーズはすべてオススメできます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ベストセラーになった本の内容が
すべていい本とは限りません。
今回紹介した本は、間違ったことは
書いていません。
ただ「正論」過ぎるんですよ。
著者が男性なのもあるかもしれませんが
男目線、プロ目線の書き方です。
一番知りたいのは、
「ママ目線での子育ての方法」ですもんね。