【赤ちゃんの言葉が遅い】言葉の正常な過程と「言語発達遅滞」の2つの特徴

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突然ですがあなたのお子さんは、

おしゃべりが得意でしょうか?

赤ちゃんは7カ月過ぎから

少しずつ言葉を話すようになります。

でも、話すのが遅いと感じると

「何かの病気ではないのか?」と

心配になってしまいますよね。

実際「言語発達遅滞」という病気があります。

そこで今日は、言葉を話す過程と

この病気についてお話しします。

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自分の子供が言葉が遅いと思ったことはないのに、

1歳半検診で「言葉の発達が少々遅い」と

医師に言われることが多いです。

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あなたは「言語発達遅滞」という病気をご存知でしょうか?

不安を煽るようですが、言語の発達が遅れる

「障害」のひとつです。

では、まず赤ちゃんがどのような過程で

話すようになるのかお話ししますね。

言葉を話すようになる順序

なんでもそうですが赤ちゃんの発達には

個人差がすごくあります。

特に「言葉の発達」は運動面の発達に比べると、

その差が大きくなります。

では、言葉になり始めとなる

「2歳」から確認をしていきましょう。

2歳からが「言葉」の始まり

1歳半になると赤ちゃんの言葉の数が

ずいぶん増えてきます。

2歳にもなれば「ワンワン来た」

「マンマ食べる」など

2つの単語を続ける言葉を話します。

つまり簡単な「二語文」を話すことが

できるようになるんですね。

この頃は、言葉の数も急に増えて

3歳頃になれば自分の興味のある事を

しつこく質問するようになります。

ママにしてみたらちょっと面倒臭いですが

付き合ってくださいね。

4歳になる頃

4歳になると「ワンワン来たよ!」と

助詞を使って正確な文章を話せるようになります。

こうしてステップアップしていくと

「話し言葉」が発達していくので

読んだり書いたりする準備がされます。

これが「一般的なステップ」です。

でも、言葉の発達の遅れがある子は

この「ステップアップ」のどこかが

何らかの原因で躓いてしまいます。

言語発達遅滞のパターンと対処法

「言語発達遅滞」には2つのパターンがあります。

  1. 「言葉の理解」に障害があるので話すこともうまくいかない
  2. 「言葉の理解」はできるが、うまく言葉を話すことができない

では1.2の違いについて

お話しをしていきます。

言葉の「理解」に障害がある場合

言葉が理解できないということは

「話すことだけ」ができないわけではありません。

書いたり、読むことなどの

他の部分にも影響が現れます。

原因として考えられるのは

以下の病気となります。

  • 難聴
  • 知的障害
  • 自閉症

知的障害の場合、言葉の理解以外にも

目で見て手を使うことも遅れが見られます。

また、自閉症の場合は対人関係、社会性に

遅れが見られます。

この二つのいずれも該当しない場合は

「受容性言語障害」となります。

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言葉をうまく話せない場合

言葉をうまく話せない場合は

以下の病気の疑いがあります。

  • 脳性まひ
  • 口蓋裂

いずれも発生や発音に関係する器官に

障害があるか、コントロールをする「器官」に

障害があることがあります。

治療方法

では、言葉を引き出す方法について

お話ししましょう。

原因をつきとめる

まず、なぜ言葉が遅くなっているのか

原因をつきとめるのが重要となります。

また、言葉の理解が遅れているのか、

話すだけが遅れてるのかというのを

ハッキリさせることも必要です。

特に「難聴」が原因なのかは

早めに検査をする必要があります。

ただ、先ほども言ったように

言葉は 個人差がとても大きいんです。

今まで言葉がまったく出てこなくて

とっても心配していたのに、

ある日突然ぺらぺらと話し始める子もいます。

まずその点を理解してくださいね。

環境作り

お子さんが言葉が出てきやすい環境を

作ってあげるのも大切です。

お子さんが今言葉が遅いと感じているなら

大人の話すことを理解できてるかを

観察してみてください。

たとえばこんな風に言ってみましょう。

「テレビをつけてくれないかな?」

ちゃんと指示された通りにできるかを

試してみてくださいね。

これがきちんとできて

他に特に気になることがないなら

単に言葉が遅いだけです。

だからもう少し待ってあげましょう。

言語療養士の訓練を受ける

原因が何であれ、必要と判断されたら

言語療法士の訓練を受けます。

言葉が話せるようになるためには

習得しやすい時期は「2~7歳」です。

訓練の効果は7歳を過ぎてしまうと

上がりにくくなります。

だから小学校入学前にお子さんを

良い「言語環境」に置くことを考え

適切な訓練を受けてくださいね。

たくさん話しかける

家庭でも、パパやママがお子さんに

たくさん話しかけることが大切です。

この時、お子さんの目の高さにして

視線を合わせてましょう。

そして、注意を向けさせ目の前にある

お子さんが興味のある物を選びます。

理解できそうな「簡単な言葉」を

ゆっくりハッキリした発音で話しましょう。

「ブーブー」「ワンワン」などの

言葉が出てくるようになったら

それを真似して繰り返してくださいね。

また指差しが出来るなら、その時に

指を差した物や赤ちゃんの欲求を

把握して言葉にして返しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

赤ちゃんの発達についてはママが

一番心配になることですよね?

どうしても悪い方に考えがちなので

あまり深く考えないようにしましょう。

そしておおらかな気持ちを持って

お子さんの成長を見守ってあげてくださいね。

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