【未熟児の赤ちゃん】成長曲線・発達の仕方と未熟児で注意したい3つのこと

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あなたのお子さんは、

小さく生まれた赤ちゃんでしょうか?

「未熟児」にはきちんとした定義はありません。

だいたいが「低出生体重児」で

機能的に未熟な赤ちゃんの場合に

使われるのが多いです。

そこで今日は未熟児のお子さんの成長曲線と、

発達の仕方についてお話ししていきます。

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未熟児で赤ちゃんが生まれると、

自分を責めてしまうママが多いです。

こう思ってしまうんですよね。

「私が○○したから」

「私が○○しなかったから」

妊娠期間中していけない喫煙などが

あったらそれも一理あるかもしれません。

でも、すべてではありません。

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小さく生まれたら確かにふつうの体重で

生まれた子よりリスクは大きくなります。

でも、お子さんは頑張ってます。

誰に何と言われようとママに会いたくて

会いたくて生まれてきてますからね。

未熟児に関する知識

さて、小さく生まれたお子さんは

どのように「成長の過程」をたどって

いくのかを確認してみましょう。

成長曲線

未熟児は母子手帳の成長曲線を使用せず

「低体重児用の図」を使って評価をします。

下の図は、NICUに入院中の

赤ちゃんの成長曲線です。

参考:http://www.mhlw.go.jp

御覧の通り、小さく生まれても

確実に体重は増えていきます。

今日は5グラム増えたとか、

ごくごく小さい増加でも

とても嬉しくなります。

最初は、標準の出生体重に戻るのが

目標になります。

小さく生まれた赤ちゃんは退院後も

身長の伸び方・体重の増え方が

ゆっくりなことが多いです。

しばらくの間は、実際の誕生日でなく

「予定日から数えて何カ月」という

「修正月齢」で発達や発育の様子を

評価をしていきます。

発達の仕方

まず、頭の大きさ(周囲)が成熟児に

一番早く追いつきます。

目安は以下の通りになります。

  • 1500g前後で生まれた場合→生後半年くらい
  • 1000g前後で生まれた赤ちゃん→1歳~1歳半くらい

身長や体重は次の通りになります。

  • 1500g前後で生まれた場合→1歳~1歳半くらい
  • 1000g前後で生まれた場合→3歳

身長の方が体重よりも先に

大きくなって追いつきます。

もし体重の増え方が悪かったとしても

頭の大きさと身長が順調に増えれば

そのうちに体重は追いつきます。

だから心配はいりませんよ。

3歳を過ぎれば、もう修正月齢でなく

誕生日から数えた月齢の評価になります。

ただし、しばらくの間は小柄なので

焦ることなくお子さんを見守ってあげましょう。

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行政による健診・予防接種の受け方

「健診」や「予防接種」の受診は

誕生日からの月齢で受けることになります。

また、保健所によっては必要ならば

公的な育児援助や、訪問ヘルパーの派遣を

受けられる場合があります。

健診が窓口になってることもあるので

病院で健診を受けている場合でも、

市町村の健診も受けておきましょう。

病気で心配なこと

未熟児ということだけでそんなに

神経質になることはありません。

風邪や感染症の予防についても

普通に生まれた赤ちゃんと同様に

行いましょう。

ただし、体重が6キロになるまでは

鼻が詰まると呼吸しずらくなるので

早目に小児科を受診してくださいね。

また、人工呼吸器をつけていた子は

3歳頃までは、気管支炎や肺炎を

起こしやすくなります。

だから風邪をひいてしまった場合は

早目にお医者様にかかりましょう。

離乳食の与え方

ビタミン剤や錠剤を飲んでいるのなら

離乳を急ぐ必要はありません。

出産予定日から数え生後5カ月頃から

赤ちゃんの様子をみて進めましょう。

薬を飲まなくても済んでいる子なら

ちょっと早目に予定日から4カ月を

過ぎたら離乳食を始めてみましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

小さく生まれると心配になりますが

大丈夫!着実に成長していきます。

なぜなら私も未熟児だったからです。

大きな病気など何ひとつしていませんが

大人になり思うのは、両親には気苦労を

かけたかもってことですね。

これから苦労をかけた分だけ

親孝行をしていくつもりです。

健康面でもう心配がないから

退院ができたのですから

退院後は成熟児と同様に

育てていきましょう。

赤ちゃんと触れ合えなかった時間を

埋めるように目と目を見て赤ちゃんに

たくさん話しかけてあげてください。

小さいうちは、新生児と同様に

体温調整にも注意してくださいね。

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