「割礼って何？」と思った方も
いるのではないでしょうか？
読み方もわからないですよね。
「かつれい」と言います。
これは男の赤ちゃんのシンボルの
先を覆ってる皮膚を、
数日以内に切ることを指します。
「そんなことできるんだ！？」と
驚くママもいるでしょう。
うちは女の子なので知りませんでした。
そこで今日は赤ちゃんの「割礼」について
お話ししていきます。
妊娠中はつわりがひどいのを通り越すと
静かな時間を過ごすことができます。
ネットやスマホなどを使って
赤ちゃんが生まれた後の情報を
色々調べているママも多いでしょう。
性別が男の子とわかると
調べるのも絞って検索します。
そんな時にこんな情報を見つけます。
「生まれてからすぐ「割礼」はしておいた方がいい」
実は、日本人の約6割の男性が
その箇所のことで悩んでいます。
思春期に悩む男の子が多いのは
なんとなくわかりますよね？
「将来、自分の子供が悩むのなら、してあげた方がいいのでは？」
でも、本当にした方がいいのかの選択を
迷ってしまいますよね。
どちらを選択するのがいいのでしょうか？
目次
割礼の知識
では、まずメリットとデメリットを
確認していきましょう。
メリット
では、まずメリットの方から
先に確認をしていきましょう。
清潔を保てる
皮の間に汚れがたまりやすいので
どうしても不潔になりやすくなります。
だから「鬼頭包皮炎」という
細菌が繁殖して炎症をおこす
病気になる可能性があります。
これは赤く腫れて痛むし
排尿するのも困難になります。
赤ちゃんにとっては辛い病気です。
でも、割礼しておけば避けることができます。
「むきむき体操」をしなくて済む
また知らないことが出てきました！
「むきむき体操」ってご存知ですか？
これは、男の赤ちゃんのシンボルを
両手の指を使って、根元を挟んで
上下に動かす体操です。
出来れば毎日、おむつを替えるたびに
行うことが推奨されています。
…結構痛そうだし、やる側もちょっと
怖いですね？それに手間もかかります。
こんな体操をしなきゃいけないなら、
一瞬で終わる手術の方が良いと考えて
手術するパパ・ママがいるようです。
大人になってから手術するより安い
乳児の場合は、乳児医療の適用で
「無料」で行うことができます。
入浴・おむつ替えが楽になる
皮がむけていないと、前述のとおり
不潔になりがちになるので
入浴時の手間がどうしてもかかります。
また、おむつ替えの時に
おしっこが色んなところに
飛んでしまうことがあるので大変です。
でもこれは「面倒を見る親側」の考えだし、
エゴもありますよね。
デメリット
では、次にデメリットについて
お話しをしていきましょう。
手術するということ
手術ですから、当然痛みを伴います。
希望であれば麻酔をすることも可能ですが、
どちらにしてもリスクは伴います。
「100％大丈夫」なんていう手術は
ありませんからね。
先端を誤って切断をしてしまう例も
ごく稀ですが、報告されています。
生後、間もない赤ちゃんでさえも、
全身で逃げようと拒絶しますから
押さえつけて切ることになります。
かわいそうじゃないですか？
小さすぎて記憶には残ることはないでしょうが…
手術後のリスク
割礼の手術をしたことにより、
「感染症」や多量の出血が起きたり、
傷が残る可能性もあります。
また、手術後に問題が出てきて
再び手術をするケースがあるのも事実です。
いじめにあう可能性
幼稚園や小学校など集団生活が始まると
プールの着替えやお風呂で見られた時に
回りの子とは形が違っていますよね？
これで「からかい」や「いじめ」の
原因になる可能性があります。
実際にいじめられた経験がある子を知っています。
ただ、小学校までで中学になったら
逆に憧れられるんですけどね（笑）
結論！どっちがいい？
では結局どうするのが一番いいのかですよね。
これは、ご両親の考え次第でしょう。
ただ、もし私が選択するのなら割礼はしません。
欧米やアメリカなどでは
割礼するのが常識のようですが
ここは日本ですしね。
「自然にまかせて、支障が出るようなら手術すればいい」
こう思います。
また、最近は赤ちゃんの治療は
すぐに手術をしません。
「ステロイド入り軟膏」を使用して
皮につける方法もあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
男の人の悩みはわかりませんが
この手の広告ってよく見ますよね？
それだけ男の人にとっては
悩みが深いのでしょう。
でも「親が決めることではない」と
いうのが私の考えです。
もし、トイレができるようになったら
しつけの時に皮を引っ張っりながら
トイレを済ませるといいいですよ。
これでトイレが汚れにくくなります。
また、お風呂で洗う時だけでは
1日1回ですが、回数が多いので
自然にむける可能性が十分あります。
