あなたの赤ちゃんはホクロありますか?
生まれたての新生児にはホクロがない
ことが一般的ですが、必ずしもないと
いうことではありません。
ホクロのない赤ちゃんは、だいたい
いつ頃できるのでしょうか?
そこで、今日はホクロについて
お話しをしていきます。
よくドラマなどで、病院で赤ちゃんを
取り違えてしまう設定があったりして
わが子である証拠は出生時からある
ホクロってことありますよね?
これを当たり前だと思っていたママが
まず驚くのがホクロがまったくないと
言うことです。
産まれたばかりの赤ちゃんには
ホクロが無いことが多いんですね。
あくまでもドラマの作られた話と
いうのがよくわかったと思います。
さて、ホクロについての疑問や心配に
なることはこんなことだと思います。
- いつ頃からできるものなの?
- なぜ赤ちゃんにはホクロがないの?
- 生まれたてで大きなホクロがあったらそのままで大丈夫?
- メラノーマとの区別はどうやってわかるの?
ではひとつずつ確認していきましょう。
生まれたての赤ちゃんにホクロがひとつもない理由
そもそもホクロはどうしてできるのか
ご存知ですか?
これはシミやそばかすができるしくみと
同様で紫外線でできる「メラニン」の
多さによって作られます。
メラニン量は人によって相違しますが
メラニンが作られる原因となる紫外線、
つまり太陽に当たる機会が赤ちゃんは
少ないですよね。
お腹にいる頃は、もちろん紫外線に
当たることなどはないのですから
ホクロはひとつもないんですね。
そして生後間もない間も、ホクロは
できにくい環境になっています。
また、赤ちゃんは肌密度が細かくて
皮膚の細胞が凝縮しているために
目立たないということもあります。
成長に伴って細胞も分裂も活発になり
最初は、目立たず見えない「点」が
ほくろとして定着していきます。
これから迎える思春期は皮膚細胞の
ターンオーバーが狂うことがあって
特に注意が必要です。
紫外線を無防備に浴びるとダメージが
進んでしまい将来「シミ」になります。
赤ちゃんのホクロができてくる時期
では、いつ頃ホクロが現れるかというと
やはり紫外線を浴びる機会が多くなる
公園で良く遊ぶようになってからです。
遺伝的要素も多少はあるようですね。
でもほくろの多い両親から生まれても
生後3か月~6か月になって、ようやく
ホクロができることが多いです。
生まれてすぐ「ほくろ」があったらどうすればいい?
特に心配することはありません。
生まれて、すでにほくろがある場合は
「先天性色素母斑」(以下母斑)で
あることが多いです。
病名のようですが、これの小さい物は
ホクロと呼ばれています。
色は褐色、黒色で大きさについても
小さい物から大きく毛が生えていると
いうこともあります。
ただ非常に稀ですが、大きなものは
悪性化することもあり、外観に変化が
あったら皮膚科を受診しましょう。
メラノーマとの区別はどうやってわかるの?
参考:http://nice-senior.com/doc/2536/
「メラノーマ」とは皮膚癌の一種です。
これではないか?と心配するママも
いますが、新生児からメラノーマを
発症することはまず考えられません。
(絶対ではありませんが)
メラノーマかどうかを大雑把に区別を
したいなら、以下の特徴があるので
確認してくださいね。
- 形がいびつ
- 境目がはっきりとしていない(ぼやーっとした感じ)
- 出血がある
- どんどん大きくなる
将来的に、メラノーマとなる可能性が
あるのは、かなり大型の場合だけです。
大型というのはどのくらいの大きさかと
言うと、生まれたての赤ちゃんの場合
だいたい6cm以上が目安です。
かなりの大きさになるので、目立つし
先生の方でも気がつきますよね。
実際、日本人のメラノーマは1年間で
10万人に1人出るかでないかという
珍しい病気ですからそんなに神経質に
なることはないです。
大型の母斑の場合でもすぐ処置を
するわけでなく、通常は何もしないで
様子をみます。
なぜなら成長につれ、色がだんだんと
薄くなっていくことが多いからです。
もちろん、それでも親が気になるなら
切除をすることも可能です。
レーザー、メスで簡単にとることが
できます。
早目に治療すれば跡も残りにくいので
もし気になるならかかりつけの医師か
皮膚科に相談してみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ホクロはその子の個性でもあるので
わざわざ取るのは私はオススメしません。
実は、私はメラノーマの疑いがあって
足の裏にできたホクロを取った経験が
あります。
ある時、足の裏にホクロがあるのに
気がつき、友達に話しをしたところ
皮膚科で診てもらった方がいいと
言われ初めて危ないことなんだと
気がつきました。
足の裏って刺激があるので大きくなる
ことが多く、怪しいのは取ってしまう
傾向ですね。
切除といっても、ものの5分ぐらいで
終わってしまうので手術とは言えない
簡単なものです。
メラノーマは大人になってからの心配で
大丈夫です。
パパ、ママが気をつけてほしい病気と
なるので、メラノーマの特徴を把握
しておいてくださいね。