あなたのお子さんは、歯がすでに
生え始めていますか?
歯が生えると、虫歯にならないように
ケアするお世話がひとつ増えます。
そこで「虫歯対策」として有効なのが
「フッ素を歯に塗る」ことです。
でも、危険性が本当にないのか
親としては気になりますよね。
そこで今日は、赤ちゃんに対する
フッ素を使用についてお話しをしていきます。
今では、歯が生えたらフッ素を塗ると
虫歯になりずらくなるというののは
常識になっていますよね。
でも、あなたはこんなことを
考えたことはありませんか?
- フッ素を歯に塗るのは危険じゃないの?
- 副作用はないの?
- いつからフッ素を塗った方がいいの?
今さらこんなことを聞くこと自体が
非常識で恥ずかしいって思ってます?
そんなことありませんよ。
まだ知らないのならこの機会に
知識として覚えておきましょうね。
フッ素の正しい使用方法
では順を追ってお話しをしていきます。
歯に塗るのは「フッ化ナトリウム」
「フッ素」は猛毒と言われてるので
赤ちゃんに使用していいの?と感じる方も
中にはいることでしょう。
でも、これは実は「勘違い」なんです。
「フッ素」と言っていますが
正確には、フッ素ではなくて
「フッ化ナトリウム」というものです。
適量なら害はまったくありません。
ただ、化学物質なので大量に取れば
当然、害は出てきます。
フッ化物の応用については危険性について
古くから十分研究がされています。
歯磨きや歯科のフッ素塗布の安全性も
もちろん確立されていますから
安心して大丈夫です。
ちなみに、歯科医院で塗布するフッ化物は
フッ素濃度で「約9,000ppm」です。
これを3~6ヶ月に一度の適用をするのが
好ましいと歯科では対処をしています。
また、歯磨き剤の含まれる有フッ素は
「450~900ppm」となっているので
応用しても全く心配はいりません。
フッ素の副作用
多かれ少なかれ、薬には副作用は付き物と
なっているのが現実です。
ですから、100%安心な薬剤などは
この世には存在しません。
これを念頭に置いておいてくださいね。
もし、過剰摂取をしてしまった場合
懸念される副作用は以下のものです。
- 嘔吐
- 腹痛
- 斑状歯
「斑状歯」とは、歯が白く濁ったり
歯に模様が出来たりする症状です。
でもこれは「フッ素」の影響だけとは
考えられません。
なぜなら歯のエナメル質形成がされる時に
抗生物質を過剰服用したり、熱性疾患でも
なることがあるからです。
あくまでも、大量摂取で起こる反応なので
虫歯予防に使用する程度なら全く心配ありません。
「大量摂取」をもししていたのなら
これはもう虐待になりますので、
まずありえませんよね。
それに人間の体に影響があるのなら
歯磨き粉やジェルなど出回りません。
この世にはフッ素より危険な薬なんて
沢山有りますよ。
フッ素を塗る時期
ところで、小児歯科でフッ素を塗るのは
いつからしてもらえるのでしょうか?
これは、歯科によって見解が違います。
ただ歯が1本でも生えたら塗った方が
虫歯にはなりにくくなります。
でも、目安になるのは1歳半健診時に行う
「歯科健診」となります。
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自治体によっては、健診でフッ素を
塗布してくれるところもあります。
もし、健診時になかったら
小児歯科でやってもらうといいでしょう。
半年に一回くらいでもOKなので
そんなに負担がかかることはないですよね。
おうちでケアしたいと思ってるなら
ホームジェル う蝕予防ジェルがオススメです。
うがいも不要で味も美味しいので
歯磨き嫌いのお子さんでも
楽しみにしてくれるかもしれません。
もちろん、家族でも使用できます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
離乳食が進んで、歯が生え始めると
熱いものを与える時に、
つい親が舐めたりしますよね?
でもこれはNGです。
ご存知かと思いますが、そこから
「虫歯菌」が移る懸念があります。
![](https://tyakoblo.com/wp-content/uploads/2016/10/478df7b2a864560bf5beea2bd175443d_s-100x100.jpg)
だからフッ素を塗るというのは
早ければ早いほどいいんですね。
参考として 先進国の多くの国では、
フッ素を一般の家庭用水道水に添加しています。
「そうなの!?」と驚きませんか?
私はびっくりしました。
なぜかというともちろん「虫歯予防」を
するためです。
アメリカではすでに半世紀を超えて、
実施されています。
その結果、先進国の多くの地域では
40歳以下で虫歯のある人はいないそうです。
これは国の保険事情もあるでしょう。
アメリカで医療制度を利用したら
高額になりますからね。
また、日本の水道水に「フッ素」を
入れたら歯科が潰れてしまうでしょう。
むしろ、害がないのですから
日本の水道水も入れてほしいところです。
フッ素は食事で歯から溶け出るカルシウムを
再度「歯に結合」させる効果があります。
先生によっては、フッ素を塗るよりも
食事の度フッ素水でうがいをする方が
より効果的があると言う方もいます。
いずれにしても「フッ素」は
歯を守ってくれる大切な成分です。
赤ちゃんを虫歯から守るためにも
早目の対策をしておいてくださいね。