あなたのお子さんはまだおっぱいを
飲んでいますか?
よく、1歳を過ぎるとそろそろ母乳を
卒業する「卒乳」と言われてますよね?
そこで今日は、母乳を卒業する時期について
お話ししていきます。
母乳で赤ちゃんを育てているママは
大きくなってくると卒乳しなきゃと
いうのが、頭をよぎりますよね。
でも、苦労した夜間授乳からやっと
解放されると思う反面、ちょっと
寂しくて切ない気持ちにもなって
しまいます。
栄養学的に言うとおっぱいやミルクが
必要なのは1歳頃までとされています。
でも、母乳は栄養を取るだけでなく
スキンシップの役目も大きいんです。
ママに触れ合い、おっぱいの匂いを
嗅ぐことで安心して気持ちが安定した
穏やかな子供に成長していきます。
辞めなくてはいけない時期は、
遅かれ早かれ、必ず訪れます。
あなたはこんな疑問がありませんか?
- 赤ちゃんから卒乳してもいいサインってあるのかしら?
- 何歳までに止めた方がいいのかな?
- 断乳した場合、自分のおっぱいはどうすればいいの?
ではひとつずつお話ししていきましょう。
赤ちゃんが教えてくれる卒乳サイン
実は、ママでも卒乳の時期かな?と
わかる判断方法があります。
おっぱいの回数の減少
まず、乳児期のようにおっぱいを
しょっちゅう飲むことがなくなります。
そして、生活の所々でおっぱいを
飲むように変化してきます。
寝る前だったり、外で遊んだ後や
お昼寝前などですね。
これは、生活スタイルができてきて
おっぱいがあまり必要なくなっている
証拠です。
3.4回吸ってすぐに止める
授乳回数はは変わっていないけど、
3、4回乳首を吸ったら自分の方から
「もういらない」感じで止めるのも
卒乳できるサインです。
あんまりおっぱいに興味がなくって
しまったんですね。
離乳食をしっかりと食べていれば
いいですが、少ししか食べないなら
フォローアップミルクなどで不足する
栄養を摂るようにしてくだいね。
突然おっぱいを飲まなくなる
これもおっぱいがいらないサインです。
離乳食も完了していておやつなども
しっかり食べていれば、卒乳として
いいでしょう。
また、ママの方からサインを送っても
いいんですよ。
こんなふうに赤ちゃんに言ってみて
ください。
「ママ、もうおっぱいをやめたいんだよな~」
ママの気持ちを子供に話してみて
おっぱいに代わるスキンシップを
たくさんとればいいんです。
卒乳に敵齢期がない理由
上記のように1歳になれば離乳食も
始まっているので、栄養的にも
おっぱいに頼る必要がなくなります。
だから何歳まで卒乳しなきゃだめ!と
いう決まりはありません。
実際に、赤ちゃんが欲しがれば
3歳まで母乳を与えるママもいます。
欲しがらなくなるまであげ続けて
3歳になってもおっぱいくわえさせて
「我が子が愛おしくてたまらない」
ママもいるんですよ。
まさか、そうじゃないですよね?
私の職場に、実はいたんです。
そういうママが。
でもこれは、子供を本当に思いやる
行為ではありません。
いつまでも「赤ちゃん扱い」したい
だけです。
だって、おっぱいを吸っている姿って
かわいいですもんね。
子供の健やかな成長を考えているなら、
やはり「一般的な時期」に母乳を卒業
した方がいいでしょう。
1歳過ぎてから卒乳する場合は、子供も
意志主張がはっきりしてくるので
よけい困難になります。
虫歯も増えやすくなる1歳半頃には
なるべくやめるようにしましょう。
赤ちゃんと一緒にママも成長しないと
だめですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今は断乳が主流ではなく、卒乳の方が
主流だそうです。
でも、ワーキングママが増えているから
断乳が多いのでは?と思いますが
実際どうなんでしょう?
出来る限り、赤ちゃんの方からの
自然な卒乳を待ちたいものですね。
ママの体調が悪かったり、乳腺炎を
繰り返して辛い時などは、逆に卒乳を
するチャンスでもあります。
その時は、子供の生活の流れを
見ながら、少しずつ卒乳することを
目指しましょう。
- 早寝早起きができるようになってきた
- 外遊びの習慣がついている
- 離乳食は3回食べてる
この3つが、もうそろっていれば
卒乳はできますよ。