【乳児・幼児のRSウィルス】症状の特徴と2つのRSの検査方法

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あなたは「RSウィルス」という病気を

ご存知ですか?

あまり知らないママが多いのですが

呼吸器感染症です。

流行することも結構多いウィルス性の

感染症です。

そこで今日はRSウィルスの主な症状と

検査方法、そして治療方法について

お話ししていきます。

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冬に流行する感染症というと真っ先に

「インフルエンザ」が浮かびますが、

実は「RSウィルス」も冬に猛威を

振るう感染症です。

最近は、流行することが多いので

注意が必要な疾患となります。

現在流行している感染症については

国立感染症研究所のサイトで確認を

することができます。

大人も感染することがありますが

軽い鼻水程度の風邪で済みますが、

実は赤ちゃんがRSウィルスに感染を

すると重症化しやすい病気なんです。

RSウィルスの初期症状から重症化するまで

では詳しくお話しをしましょうね。

症状は初期の頃から重症の症状を

お話しします。

初期症状

最初か風邪から始まるのが一般的です。

初期症状は以下のものになります。

  • 鼻水
  • 嘔吐
  • 発熱
  • 中耳炎

ご覧のように一見ふつうの風邪と

診察されてしまうことがあります。

中期の症状

赤ちゃん 咳

RSの中期の症状は、咳がひどく

なってきます。

「コンコン」という軽い咳でなく

「ケーンケーン」と遠吠えのような咳や

「ゼーゼー」「ヒューヒュー」など

明らかに、肺に負担のかかっている

咳になってきます。

そして、呼吸も浅くなってくるので

母乳やミルクを飲むことも、困難に

なってきます。

重症化した場合の症状

重症化してしまうと、顔色も悪く

食欲も全くなくなってぐったりと

してしまいます。

そして、チアノーゼが出ることも

あります(指先や唇が紫色になる症状)

呼吸は、20~30秒間止まってしまい

呼吸困難になる恐れもあります。

ここまでになる前に「中期症状」の時

病院を再受診してください。

呼吸困難がひどくなってしまうと

酸素テントに入って加湿をしたり、

気管内総観や機関切開などをして

呼吸を確保する必要があります。

こうなると入院して治療することに

なります。

呼吸の度に肋骨の間が凹む症状が

出た場合は、夜間、休日に構わず

すぐに受診しましょう。

RSウィルスの診断方法

RSウィルスと診断には2つの方法が

あります。

「検査キット」を使用

RSウィルス検査

ウィルスを検査できるキットがあり

反応があるか確認をします。

方法はインフルエンザと同じように

綿棒を鼻に入れて粘膜をとります。

30分程度で結果がわかり陽性なら

感染していると判断されます。

でも、重症度はこれだけでは

分かりません。

血液検査やレントゲンを撮って診断

「血液検査」でウィルスを、

「レントゲン」で肺を確認します。

早く結果を知りたい場合は大学病院

などを受診した方がいいでしょう。

治療方法

最後に治療方法についてお話しを

していきましょう。

症状が軽い場合

症状が軽いなら、家で安静にするのが

一番です。

また、脱水もしやすいので水分補給は

こまめにしてあげてください。

咳がひどい場合は、頭を高くして

足が低くなるように傾斜をつけた

布団で寝かせてください。

そして、背中側から胃のあたりから

喉にかけて手を「お椀型」にして

軽く叩いてあげると痰が出やすく

なります。

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症状が重い場合

特効薬はありませんので対症療法が

主体になります。

発熱しているなら解熱薬を使用し

喘鳴を伴う呼吸器症状に対しては

鎮咳去痰薬や気管支拡張薬などが

処方されます。

細菌感染の合併が疑われる場合は

同時に抗生剤を使用することも

あります。

乳児・幼児が重症化しやすい理由

赤ちゃんの体は、まだまだ免疫力も

あまりなく体も未発達な状態です。

呼吸器官も未熟なのでかかると

どうしても重症化傾向があります。

当然ウィルスに対する抵抗力も

まだ備わっていません。

RSウィルスは感染力が強いので

1度かかっても「2度、3度」と

かかることもあります。

でも、かかるたび免疫力がつくので

症状は次第に軽くなります。

RSウィルス予防接種が保険適用となる条件

健康保険

RSウィルスの予防接種はありますが、

保険適用となる条件があります。

それは次の場合のみだけです。

「重症化しやすい持病をもつ乳幼児」

  • 早産で生まれた子供
  • 肺や心臓に生まれながら疾患がある24カ月以下の乳幼児
  • ダウン症の24カ月以下の乳幼児

該当しなくても、もちろん自費なら

接種することは可能です。

でも、その金額はなんと8万円以上に

なります。

しかも1回でなく流行している時に

月1回受ける必要がありますので

とても無理ですよね。

だから、健康体で生まれたお子さんは

かかるごとに免疫力をつけていくしか

ありません。

私達大人も、そのように育ってきて

いますからね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

RSウィルスは乳児・幼児はほぼ

100%かかる病気です。

でも、死亡率はインフルエンザより

死亡率が高い病気ですので、いち早く

病院で相談することをオススメします。

また、月齢が低い時期にかかると

喘息体質になりやすいと言われています。

最近は、喘息にならないよう予防的に

「オノン」という薬を処方されるように

なっています。

3ヶ月~6か月内服しますが詳細は

小児科医に確認してみてくださいね。

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