あなたのお子さんはあまり寝ない子でしょうか?
赤ちゃんと言うと、起きている時間よりも
寝ている時間が多いことが多いですが、
中には生まれた新生児からあまり寝ない子もいます。
これではママのイライラは募るばかりで
育児のストレスに輪をかけてしまいます。
そこで今日は、寝てくれない赤ちゃんの
対応方法についてお話ししていきます。
赤ちゃんが寝てくれないとママがしんどくなります。
あまりにも寝ないので中にはこんなふうに
考えてしまうこともあります。
「こんなに寝ないと成長が遅くなってしまうのでは?」
「脳への影響が出ないの?」
ここまで心配になってしまうと
ノイローゼになることもあるので
それだけ深刻な問題でもあるんですね。
でも、不眠症の時に飲む薬は与えられないし
言い聞かせて寝てくれるものでもありませんよね。
赤ちゃんが寝てくれない理由と対策
では、まず「赤ちゃんが寝ない原因」から
確認していきましょう。
原因はその子の個性
人にはそれぞれ個性があります。
だから睡眠もその子の個性なんですね。
たとえば、神経質なせいで寝ない子もいますが
逆に神経を使い過ぎてよく寝る子もいます。
あまり寝なくても、赤ちゃん本人は
十分睡眠が足りているのかもしれません。
だから、あなたがこのことで
気に病む必要はありません。
ただ、癇癪を起こすお子さんの場合は
胎内から出生の記憶が関与することがあります。
たとえば、出産時に吸引やへその緒が
からまるなどのトラブルはありませんでしたか?
これらが赤ちゃんにとって辛かった記憶があって
眠れないことがあるようです。
この場合は、そのしんどかった思い出を
吐き出して上げさせることが大事です。
じゃあ、1日中泣かせればいいの?というと
そうではありません。
あなたが赤ちゃんにたくさん話かけてあげて
その気持ちを共感してあげてください。
1日だけでは到底無理なことですから
赤ちゃんを励ますのことも大事です。
それでは、寝ないお子さんの対策について
お話しをしていきましょう。
ネントレを行う
あなたは「ネントレ」ってご存知ですか?
「ねんねトレーニング」の略なのですが、
取り違えて覚えている方もいるようなので
簡単に説明しますね。
ネントレはお子さんが一人で寝られるようにする
トレーニングを指しています。
ひとりというのは、本当にひとりで寝ることで
抱っこなどはもちろんしてあげないし、
ひとりきりで部屋にいても寝るってことです。
想像はつきますが、抱き癖がある子などは
赤ちゃんにもママにとってもかなりの試練です。
ただ、決められた時間が過ぎたら
部屋に入って安心させることはOKですよ。
でも、抱っこはNGです。
つまり、親の気配で寝られるように
トレーニングをするんですね。
この作業を繰り返していくことで
そのうち赤ちゃんはこう思います。
「あれ?泣いても無駄なのかなぁ」
そして少しずつ泣かなくなっていき
一人で寝るようになるというわけです。
確かに一人で寝るという習慣はつきそうですが
私的には親と寝たいなら寝させてあげた方が
いいのでは?と思ってしまいます…
枕の向きを変えてみる
枕の向きが良くない場合もあるようです。
つまり、お部屋の中で寝る位置を
変えてみるってことですね。
いつもと違う向きに枕を変えてみましょう。
もちろん、すぐに寝てくれるわけでは
ありませんから、様子をみてくださいね。
ちなみに大人は北枕の方がよく眠れますよ。
お風呂の温度と時間を見直してみる
お子さんをお風呂にいれているお湯の温度を
見直してみることも大切です。
大人も同じですが、熱いお風呂はかえって
目がさえてしまいます。
38度ぐらいのぬるめのお湯にしてみましょう。
また寝る1~2時間前くらいに入るのがいいのは
大人と一緒ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
その他にもこんな方法もあります。
- 部屋を暗くしてオルゴール音楽をかける
- おしゃぶりを使用してみる
- 毎日同じ子守歌をうたってあげる
これらに共通しているのは、寝るときは
「毎日同じ環境を作る」ということです。
赤ちゃんが寝てくれないのと本当に苦労します。
色々な方法を試してみるけれど
またダメかと落ち込んだり、
自分のせいにもしてしまいがちです。
「この先、いったいいつまで続くの?」
目の前が真っ暗になってしまいがちですが、
大変な時期はあっというまに過ぎます。
うちの子も夜泣きが多くて、毎日寝不足で
フラフラでしたが今では笑い話です。
当時はすごく悩みましたが、眠くなれば
赤ちゃんだって人間だからいつかは
寝てくれますよ。
またとっても大事なことがあります。
それは、赤ちゃんが寝ている時は
ママもできる限りゆっくりしましょう。
あなたが倒れてしまったら身も蓋もありませんから
体を労わってくださいね。
必ずあなたが笑顔になれる時期はきます。
短期間ですから赤ちゃんに付き合ってください。