【風邪で中耳炎になる子供】中耳炎を発症する原因と家でもできる3つの対処方法

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あなたのお子さんはよく風邪をひくと

中耳炎になって困っていませんか?

実は、中耳炎というのは

「耳の風邪」なんです。

つまり「耳の風邪=中耳炎」ってことですね。

それでは中耳炎になった時はやっぱり

病院にすぐ行くべきなのでしょうか?

できれば、なるべく家で対処できれば

したいですよね。

そこで、今日は中耳炎になった時に

家でできる対処法についてお話します。

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あなたは「喉の風邪」は普通の風邪と

いうイメージがありませんか?

でも「耳、鼻、喉」は繋がってるので

風邪が原因で、耳に移るというのは

よく考えればわかりますよね。

子供は風邪をひくと一緒に中耳炎も

発症することが多いです。

まず、この理由についてお話しを

していきましょう。

子供の耳に細菌が入りやすい理由

耳管

なぜ子供は中耳炎になりやすいのかを

確認していきましょう。

耳と鼻は「耳管」という細い管で

つながっています。

エレベータや飛行機に乗るとよく耳が

詰まった感じがしますよね。

でも、唾を飲み込むと元に戻ります。

これは、耳管が開いて耳の中の気圧が

調整された状態になった時に起こる

現象です。

この耳管が、小さい頃は太くて短く

大人より細菌が入りやすい状態に

なっています。

ウイルスや細菌が、鼻から入って

その後も、耳に入りやすくなるので

「中耳炎」になってしまうんです。

3歳頃までは風邪をひく度に中耳炎に

なってしまう子もいます。

うちの子も大抵、中耳炎を同時に

発症していました。

確かに「風邪=中耳炎」でしたが、

これは癖ではないんですね。

「中耳炎って癖になるのよ」と

よく言っているママがいますが、

これは間違いです。

小学校に行くようになると、ずっと

中耳炎を風邪とともに発症するのは

減ってきます。

抵抗力の減少と中耳炎の関係

子供は、抵抗力が低下したとたんに

「炎症」を招きます。

だから、風邪を引くと、中耳炎も

一緒に起こしてしまうんですね。

これは、小さな子供であれば不思議

でもなんでもありません。

症状が出た時に、親に伝える言葉や

表現力もまだ当然ありませんから

どうしようもないですよね。

急性中耳炎になると子供は突然

「耳が痛い!」と言い泣き出します。

そうなると、親としては本当に

慌ててしまいますよね。

特に夜中に痛くなった場合などは

こんなことを考えてしまいます。

「早くしないと子供の耳が聞こえなくなってしまのでは!?」

でも、その心配は必要ありません。

すぐに受診をしなかったのが原因で

耳の聞こえが悪くなるということは

ありません。

急性の中耳炎の応急対処法

では、急に中耳炎になった時に、

家でできる対処法をお話ししますね。

痛め止め・解熱剤を使用

解熱剤

痛み止めの常備薬があればそれを

使って対処してください。

小児科で処方される「解熱剤」なら

痛み止めにも使用できます。

飲み薬、座薬など解熱用に処方を

されたものがあれば使用をしても

大丈夫です。

「熱がないのに、解熱剤を使うと体温が下がっちゃうのでは?」

そんなことありません。

使用しても大丈夫です。

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耳を冷やす

薬がない場合は、タオルや氷嚢などで

耳を冷やしてあげてください。

痛み始めの30分程度を冷やせば

次第に痛みが治まります。

治ったら、翌日に耳鼻科を受診して

くださいね。

急いで対処しないと、手遅れとなると

いうような病気ではないことを覚えて

おいてくださいね。

赤ちゃんの判断の仕方

赤ちゃんは当たり前ですが「耳が痛い」と

言えないのでわかりにくいよね。

ポイントは、次のような症状となって

いないかです。

  • 泣き止まない
  • 不機嫌で耳を気にしている様子がある
  • 耳だれがある

こんなことがあったらすぐに

耳鼻科を受診した方がいいですよ。

自然治癒する中耳炎とは

軽い中耳炎の多くは「自然治癒力」で

治すことができます。

でも、炎症がひどい場合は飲み薬や

点耳薬が処方されます。

抗生物質を使うこともありますが、

長い期間、使用するわけではなくて

短期間での使用となります。

だから、抗生物質の副作用について

心配することはありません。

鼻も一緒に診察

耳の症状で耳鼻科に行った場合でも、

病院では必ず鼻も診察します。

なぜならそもそも「中耳炎の元」は

鼻にあるからです。

耳と鼻同時に治療することが大切です。

痛みが治まっても継続受診を

耳鼻科

治療が順調に進み、お子さんも痛いと

言わなくなったとしても次の診察日は

必ず行ってください。

なぜなら、痛みがひいても中耳炎が

治ったわけではないからです。

通常は治るまで1週間と言われますが

実は子供の中耳炎は、手ごわいことが

多いんです。

ほとんどは1ヶ月は通院が必要となる

ケースが大半です。

「いったいいつになったら治るの?」

心配になることもあるかもしれませんが

気長に付き合っていくしかありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

まとめると、

  • 子供の耳管は大人と違って細菌やウィルスは入りやすい構造になっている
  • 急性中耳炎は耳が痛いのが特徴
  • 応急処置は痛み止めで対応
  • 赤ちゃんの中耳炎はわかりにくいので注意深く観察
  • 耳の病気でも鼻はつながっているので同時に診察する
  • 自己判断で通院するのを止まない

子供が突然に痛みをうったえるので

初めての時は驚きますが風邪とともに

なる子は繰り返すことが多いです。

耳鼻科ってどの病院も混み合うのは

小さい子がかかりやすい病気だから

なんですね。

ママは通院に負担がかかりますが

小さいうちだけのことと割り切って

ちゃんと通院してくださいね。

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