【幼児の自閉症】1歳半健診で自閉症を疑う4つの異常と3つの症状の特徴

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あなたは、自分のお子さんが

「もしかしたら自閉症化も!?」と

思っていませんか?

今まで何も感じていなかったのに

1歳半健診を行うと自分の子供は

普通の子ができていることが

できないと感じることがあります。

そこで今日は、親が一番心配になる

自閉症についてお話ししていきます。

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「うちの子はもしかしたら自閉症化もしれない、どうしよう」

こう思い始めると、ネットや本などで

障害について調べては、自分の子供の

行動に当てはめてはいませんか?

そして、こんなふうに一喜一憂を

してしまいますよね。

「これが出来るから自閉症じゃなよな?」

「これが出来ないから、もしかしたら…」

自閉症を疑うようになる一番多い時期は

1歳半検診です。

なぜなら、この時期は様々な発達を

健診時に先生が診るからです。

1歳半健診は、こちらの記事でも

詳細について書いています。

【1歳半健診の内容】13項目と健診時に指摘されることが多い4つのこと
あなたのお子さんはもうすぐ1歳半に なりますか? そうならもうすぐ健診がありますね。 1歳6カ月健診は法律で定められいて ほとん...

問診票にこんなことが書いてあります。

  • 名前を呼ぶと振り向きますか?
  • 指差ししますか?
  • 意味のある言葉を話しますか?
  • 目が合いますか?

これができないことが自閉症の特徴に

合致するからです。

多動で子供の名前を大きな声で呼んでも

全く振り向かないこともそうですね。

自閉症の知識

では、具体的に「自閉症」について

お話しをしていきましょう。

「診断可能」になる時期

自閉症の症状がすべて出そろうのは

3歳頃となります。

なぜこんなになるまで診断できないかと

いうと、年齢とともに症状が軽くなる

ことがあるからです。

原因

上記3つの症状に分けてお話しを

していきますね。

自閉症の原因は昔は育て方に問題が

あると言われた時代もありました。

このことでよくお嫁さんが虐められた

時期もあったんですよ。

でも、現代では「脳の機能障害」に

関係する発達障害の一種であることが

わかっています。

自閉症の特徴

自閉症を医学的な用語で言うと、

次の3つの症状を一定の基準以上に

併せ持つ場合を言います。

  1. 対人的相互交渉(社会性)の障害
  2. 言語・コミュニケーションの障害
  3. 想像力の障害、およびそれに基づく行動の障害

この3つの症状が軽い場合は、以前は

「自閉傾向」と曖昧に言われました。

でも、現在は軽症なお子さんも含めて

「広汎性発達障害」と呼んでいます。

この中には、言語障害が目立たない

「アスペルガー症候群」というのも

あります。

対人的相互交渉の障害

たとえば、親があやしているのに

笑わないなど、反応に関して乏しく

視線が合いにくく、周囲の人にも

興味を示しません。

また、赤ちゃんなら後追いするのに

しないという特徴があります。

幼稚園に入る年齢になったとしても

共感性が乏しいので、一緒になって

何かをするということが苦手です。

友達とあまりかかわることもせず

受身的でひとり遊びが多くなります。

中には積極的に関わろうとする子も

いますが、どうしても一方的になり

友達から嫌がられてしまいます。

言語・コミュニケーションの障害

言語の遅れについては多くの自閉症の

お子さんに見られる症状です。

言葉が遅いのを心配して、病院で

相談するママも多いようですね。

自閉症のお子さんの言葉の特徴は

次のようになります。

  • 言ったことをそのまま繰り返す(オウム返し)
  • 独り言が長い期間ある

言葉が発達してきた場合でも言葉を

「コミュニケーションの道具」として

うまく使うのがとても苦手です。

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想像力の障害およびそれ基づく言葉の障害

たとえばおままごとやお店屋ごっこなど

「ごっこ遊び」や、積み木などを

電車に見立て走らせる「見立て遊び」が

苦手です。

またこんなことも苦手です。

  • おもちゃがいつもと違う場所にしまってある
  • 買い物へ行く道順がいつもと違う

普通では気にならない変化を嫌うような

「変化への抵抗」があります。

つまり、いつも同じでないと嫌悪感を

抱いたりこだわりが強く見られます。

  • 突然パニックを起こす
  • 感覚の過敏さがある
  • 横目で物を見る
  • ヒラヒラするもの好む

このような特徴も見られます。

自閉症の治療方法

「早期発見」「早期療育」が原則に

なります。

自分のお子さんが自閉症であるという

現実は受け入れがたいですがなるべく

早期に診断受けてください。

親が障害を受け入れて、腰を据えて

子育てに取り組むのことが何よりも

大切となります。

自閉症と診断されたら

  • 母子通園施設(親子で一緒に保育園や訓練を受ける施設)
  • 療育機関(治療や訓練を専門で受ける施設)

というのがありますので親子で通う

ことになります。

上記の機関では、指示に従って行動が

できるようになり、生活指導や認知の

レベルを少しずつ引き上げていきます。

この訓練についてしっかりやることで

社会に適応していく力をつけてことが

できるようになります。

また、自閉症のお子さんには有効と

言われているものには以下のような

ものもあります。

  • 感覚統合訓練
  • 音楽療法
  • TEACHプログラム

ただし強いパニック行動が起きたり

多動、睡眠覚醒リズムの乱れなどと

いった症状がみられる場合は、

「薬物療法」をすることもあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

まずまだ3か月ぐらいの赤ちゃんでは

自閉症かどうかはわかりません。

赤ちゃんの頃は自閉症に似た症状が

たくさんあるからです。

でもママの不安を赤ちゃんは感じ取り

あなたにとってもお子さんにとっても

良くないです。

心配なら保健センターなどに

相談をすると良いですよ。

自閉症は「早期発見、早期療育」が

鍵となります。

これは各自治体によって違いますが

1歳半検診で自閉症の子供を発見し、

すぐに療育に入り集団生活が始まる

ところもあります。

大事なのは親が行動を起こすことです。

「これくらい」と思うことの大切さと

「これくらい」とやり過ごさないこと。

行政によってやり方は様々でしょうが

信頼のおける先生や、支援員さんに

相談してみてくださいね。

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コメント

  1. ウル より:

    はじめまして、ちゃこぽんさんこんにちは。
    私は現在3歳の息子を持つ母でウルと申します。

    はっきりと診断は頂いていませんが、息子はアスペ傾向かと思われます。
    今のところグレーの状態ですね。

    確かに息子に違和感を感じたのが1歳頃。
    1歳半健診を受けた時が相談のタイミングでした。

    あれこれ疑うのはどうかな?と思う部分もありますが
    やはり早い目に対策を立てることは子どものためには必要なことですね。

    「これくらい」と思うことの大切さと
    「これくらい」とやりすごさないこと。

    本当にその通りだと思います。
    子どもが少しでも生きやすくなるために
    我々親が勇気を出して行動しなくてはいけないですね。

    • ちゃこぽん より:

      コメントいただきありがとうございます。

      心配をし過ぎるのもよくないですが、
      子供の変化に最初に気が付くことができるのは
      やっぱり母親なんですよね。

      でも子供の変化に気づいてあげられなかった自分を
      責める必要はないです。よく自分が悪いんだって
      ママがいますけど…

      大きくなったら、自分を育ててくれたことに
      むしろ感謝をしてくれる日が必ずきます。

      子供の成長とともに親も成長していくんですよね。
      これからも子育て大変だと思いますが頑張ってください。

      またいつでもコメントください♡

      ちゃこぽん