【早くから離乳食】アレルギーと赤ちゃんの早期離乳食に因果関係がない2つの理由

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あなたのお子さんは離乳食がすでに

始まりましたか?

離乳食が始まると考えなくては

いけないのがアレルギーですよね。

アレルギーをなるべく起こさないため

離乳食の開始は遅い方がいいと聞いた

ことはありませんか?

実際どうなのかを確認してましたので

今日は、早期離乳食についてお話しします。

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赤ちゃんにとって、母乳やミルクは

初めのうちは「完全栄養食品」です。

ミルクだけを確実に飲んでいれば

栄養は十分足りています。

でも、生後5~6ヶ月ぐらいになると

カルシウム、鉄、ビタミンなどの

栄養成分が必要量を満たなくなって

きてしまいます。

これは「フォローアップミルク」の

記事でもお話ししていますので参考に

してくださいね。

【フォローアップミルクの飲ませ方】上手に摂る3つの飲ませ方と2つの必要性
あなたのお子さんは現在またはこれから フォローアップミルクを飲んでいるか、 飲む予定でしょうか? 「絶対飲まなくてはいけないの?」と ...

それでは、実際離乳食は早く始めると

アレルギーが出やすくなるのでしょうか?

離乳食を開始とアレルギーの関係

アレルギーを起こしやすい赤ちゃんが

リスクを回避するには、一般的には

次のようにするといいと、言われて

きました。

  1. 完全母乳の栄養にする
  2. 離乳食の開始を遅らせる
  3. アレルギー性の高い食物(卵、ピーナッツなど)を除去する

でも、これらをひとつひとつしたり、

1.から3.を組み合わせたとしても

アレルギー発症を抑制できないことが

実はわかりました。

また、別の研究では離乳食の開始時間を

遅らせすぎると、むしろアレルギーを

発症しやすくなることもわかっています。

これは、アレルゲンが腸を通る時に

消化管を介しての「耐性誘導効果」と

いうものがあるので、早くすることで

アレルギー発症の予防になるんです。

つまり、離乳食を遅らせる必要はなく

遅らせると返ってよくないんです。

え!?それじゃ話が違うよって声が

聞こえてきます。そうですよね、

だって昔はこう言われていました。

「離乳食が遅い方がアレルギーを発症しにくい」

その通りですが、今は逆なんです。

これじゃあ、ママも振り回されて

しまいますよね。

昔はなぜこのように言われたのかと

いうと、月齢が小さい赤ちゃんは

消化機能がまだ発達していないから

アレルギーを起こすということから

なんですね。

「食品」だけでないアレルギーの原因

乳児湿疹

「アレルギーの原因物質」は口から

入ってくるだけではありません。

口から入れる以外にも、アトピー性の

皮膚炎のような肌を守るバリア機能が

うまく働いていない場合は、肌細胞の

隙間から入ってくることもあるのです。

赤ちゃんに湿疹が出てる時などは

特に注意しなければいけません。

なぜなら湿疹が出ているということは

もともとの原因が食物でなくても、

お肌の反応が過敏な状態だからです。

そんな時は、何かを食べたことで

かゆみがひどくなったり、湿疹が

悪化するケースもあります。

生後5カ月から離乳食を始める理由

離乳食の開始

日本では、ガイドラインによって

生後5ヶ月頃から離乳食をスタートを

するのが適当であるとされています。

そして、口に入った物を舌で出す

「押し出し反射」が消失するのも、

実は生後5ヶ月頃なのです。

あの「べぇ~」と舌を出すやつです。

これが、赤ちゃんがスプーンを嫌がる

ことがなくなる時期と、ちょうど一致

するんですね。

だからこの時期に離乳食を始めるのが

よいとされているのです。

指針にはきちんとした根拠があります。

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食物アレルギーの疑いはアレルギー専門小児科医に相談

病院を受診

もし「食物アレルギーでは?」と

思ったら、ママだけの判断だけで

赤ちゃんに「除去食」を与えないで

くださいね。

必ずアレルギー専門の小児科医に

診察をしてもらいましょう。

栄養バランスのとれた食事をとるのが大切な理由

赤ちゃんは急成長していきます。

その成長とともに体に見合う栄養の

バランスいい食事が必要となります。

一部で以下のようにが言われてますが

これは決して事実ではありませんので

覚えておいてくださいね。

  • 母乳やミルク以外はアレルギーの原因になるので2歳半まで与えない
  • 母乳は動物性だから野菜や米は止めて、肉や魚などのタンパク質を摂るようにする

「聞いたことあったからやってる」なら

今すぐ止めてください。

ネットを見ていると、極端な育児法が

まだけっこうあります。

惑わされるのも無理はありませんが

気をつけてくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

まとめると、

  • 母乳や離乳食の開始時期でアレルギーが抑制されることはない
  • 離乳食を遅らせるとかえってアレルギーを発症しやすい
  • アレルギー原因は食品だけではない
  • 食物アレルギーでは?と思ったらアレルギー専門の小児科を受診
  • 栄養バランスのとれた食事を与えるようにする

病院でアレルギー対処と判断方法などの

冊子か用紙をもらっているはずなので

この機会に確認してみてください。

ちなみに、アレルギーがある場合は

食べてから2時間以内にわかります。

そして新しい物を食べさせた場合は

「ひとさじ」から始めるようにして

よく観察をするようにしてください。

そしてできれば食べた物は紙などに

記録を残しておきましょう。

食後に意識が朦朧としていたり、

意識が無い、痙攣など起こしたら、

救急車をすぐ呼んで対処してください。

赤ちゃんを守ることができるのは

あなただけですからね。

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