【新生児のモロー反射】その対策と反射ではなく病気を疑うべき2つの症状

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あなたは新生児の原子反射のひとつの

「モロー反射」をご存知ですか?

実は、病気と間違えやすい症状なので

とても心配になります。

「え?この子大丈夫?変な病気なんじゃないかしら?」

でも、モロー反射の特徴を掴んでおけば

不安もなくなりますよね。

生後3カ月もすれば自然消失しますが、

中には病気が隠れているケースも

わずかですがあります。

そこで今日は、モロー反射について

詳しくお話しをしていきます。

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あなたは、モロー反射だけでなく、

赤ちゃんには原子反射というのが

備わっているのをご存知ですか?

  • 口で吸いつく「吸啜反射」
  • 手を握る「把握反射」
  • 触れた物を追う「ルーティング反射」

主な原始反射はこんなところです。

すべて知りたい場合はこちらの記事を

参考にしてくださいね。

中には可愛いものもありますよ。

【赤ちゃんの原始反射】19種類の原始反射の「反応」と目安となる「消失時期」
あなたは赤ちゃんには生まれた頃から 出てくる「原始反射」というものを、 知っていましたか? いろいろな動きをするのですが、 何種類ぐ...

さて「もしかしたら病気かも?」と

疑いやすいのがこのモロー反射です。

では、まずどんな症状があるのかを

確認していきましょう。

モロー反射の症状

モロー反射

モロー反射は、びっくりとした時のように

手を大きく広げるのが一番多い特徴です。

でも、意外に知られていないのですが

以下のような動きもモロー反射で

起こることがあります。

  • 浅い眠りの時に「びくっ」として続く
  • 「びくっ」として大泣きする
  • 母乳を吸いながら何度もびくつく
  • そんな大きな音でないのにびくつく
  • 布団に置く時に「びくっ」とする

これらはいたって通常のモロー反射と

なるので、心配しなくても大丈夫です。

モロー反射を抑える対策

このモロー反射がよく出ることで

それをきっかけに泣きだす子がいます。

だから、ママにしてみたら少しでも

抑えることができるといいですよね。

実は、モロー反射はママのお腹の中に

いた時もしていたんですよ。

赤ちゃんにとって、ママのお腹は

安心していられた場所です。

だから、同じような環境を作ることで

落ち着くことがあります。

モロー反射を起こしよく泣いてしまう子は

以下のようなことをが有効な対策となります。

  • お腹の中にいた時と同じように体を丸めた姿勢で抱きしめる
  • おくるみを使ってみる(バスタオルでも代用可能です)
  • スワドルミーを使用してみる

スワドルミーってご存知でしたか?

聞いたことがないかもしれませんが、

アメリカなどでは頻繁に使用されています。

 
by カエレバ

窮屈そうに見えますよね?

でも、お腹の中も狭い空間だったので、

赤ちゃんは安心することができるんですね。

反射の消失時期

通常は、赤ちゃんが成熟してくると

脳や中枢神経系の発達の成長とともに

制御されていきます。

だから生後3か月位までは見られます。

でも、個人差があり生後4か月~半年まで

続いてしまうことも普通にあります。

この期間、まだモロー反射があっても

あまり心配しなくても大丈夫です。

腰が座る頃には消失していきます。

周りと比べないことが大事ですよ。

でも不安でたまらないなら検診時に

お医者様に相談してくださいね。

ただし、次のような場合は

早めに確認した方がいいでしょう。

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医師に早めに相談した方がいい症状

これからお話しするような症状なら

早めにかかりつけの先生に相談を

してみてください。

モロー反射が頻繁に出たり激しい

お医者様に相談

「激しい」という表現の仕方は、

ちょっと曖昧で難しいですよね。

あなたから見てそう感じたなら、

判断はお医者様に任せた方がいいでしょう。

また、頻繁に出たりする場合も同じです。

「低血糖」の可能性があります。

ちなみに「頭蓋内出血」を起こすのは

生後間もない新生児です。

2カ月以上経ってる赤ちゃんの場合は

考えられません。

また、妊娠中に血糖値に異常などが

あった場合も赤ちゃんに影響が出て

モロー反射が激しくなることがあります。

モロー反射の左右差

モロー反射が左右非対称で出る時も

次のことが疑われます。

  • 赤ちゃんの左右どちらかの鎖骨が骨折している
  • 左右どちらかの上腕神経損傷している

また、分娩時に麻痺などがあった場合も

左右違う症状となることがあります。

てんかんとモロー反射の違い

てんかんの症状に似ているのも

この反射の特徴です。

「これ、もしかしたらてんかんの症状ではないのかしら?」

こう思ってしまうことも多いんです。

でも「てんかん」なら秒単位で

治まることはないし呼吸も止まります。

てんかんは、脳の指令が混線して

体との連携がとれなくなります。

一瞬死んだかのように体が静止して

そのあとに痙攣が起きます。

短くて1、2分、長いと5分くらいの

痙攣があるのが「てんかん」です。

てんかん発症は、生後半年過ぎてから

見受けることが多いです。

だからいきなり始まるものではありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

まとめると

  • モロー反射の症状は様々
  • モロー反射を抑える対策もある
  • 通常3カ月ぐらいで落ちつくが6カ月ぐらいある子もいる
  • モロー反射が激しかったり頻繁に続く場合は医師に相談を
  • 左右非対称のモロー反射にも注意
  • てんかんとモロー反射の症状は明らかに違う

大人も寝てる時ハッ!と起きることが

あるのと同じです。

赤ちゃんにも同じようなことが

起こるってことですね。

また、臆病な子や音に敏感な子も

びくつきが多いことがあります。

生まれながら騒がしい環境で育つと

音でびくつくこともあまりありません。

たとえば、静かだった環境だったのに

都会のうるさい環境に引っ越しをすると

びくつきが多く出ることがあります。

これは何となくわかりますよね?

今まで感じたことがなかった音が

急に入ってきたら怖く感じるのは

当然のことです。

もし気になるようなら保健センターや

健康センター、支援センターの保育士に

聞いてみるのもいいでしょう。

くれぐれもあまり心配しすぎることの

ないようにしてくださいね。

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