あなたのお子さんは生後3か月なのに
知らない人に抱っこをされると
大泣きする赤ちゃんでしょうかか？
なかには、ママ以外のパパや
おばあちゃん、おじいちゃんでも
泣いてしまう子もいます。
「もしかして、もう人見知りが始まったの？」
こう思ってしまいますよね。
そこで今日は、赤ちゃんが人見知りを
する意味と、人見知りが始まる過程に
ついてお話ししていきます。
赤ちゃんの人見知りというのは
普通5カ月ぐらいから始まります。
それなのに、まだ生後3か月なのに
始まるとこう感じていはいないで
しょうか？
- 過保護に育て過ぎているのでは？
- 自分の頑張りが足りないの？
- 赤ちゃんへの接し方が間違っているの？
- 能力がおかしいの？
先に言っておきますね。
そんなことはまったく心配いりません。
過保護なんじゃない？なんていうのは
おばあちゃんあたりが自分が抱っこを
したら言いそうですね。
これは、孫が泣いたがショックで
八つ当たりしているようなもんです。
目次
人見知りが早く出る理由
では、生後3か月の赤ちゃんが
ママ以外の人に抱っこされると
泣く原因は何なのでしょうか？
成長した証拠
３か月の赤ちゃんが、同居の家族以外に
抱っこをされると泣くというのは
「特定の人を区別する」ことができる
ようになったということです。
つまり、脳の機能が発達して
確実に成長してるということです。
世話をするママは大変ではありますが
成長を喜んであげてくださいね。
初歩の「自衛手段」
そしてこれも成長した証となりますが
自衛手段を身につけたことになります。
つまり今まで見たことがない人を
見てこうアピールをしてるんです。
「いつもの人じゃない、ママ、怖いよ、助けて！」
誰にでもついていくお子さんだったら
困りますね。
だから、あなたはそんな赤ちゃんを
ギュッと抱きしめてあげてくださいね。
赤ちゃんの性格
赤ちゃんの人見知りはその子が持って
生まれた性格も関係してきます。
大人でもなかなか友達を作ることが
苦手な人もいるのと同じです。
人見知りをよくする赤ちゃんの性格は
「敏感で繊細」なお子さんです。
といってもまだはっきりとした性格は
わかりませんが…
もう少し大きくなっても、人見知りが
落ち着かないというのは子供本人が
一番悲しい思いをすることなります。
「みんなの輪に入りたい、でも恥ずかしくてできない」
あなたがしてあげられるのは、そんな
お子さんの性格を理解して受け止めて
あげることです。
本当の人見知りが始まる時期
生後3か月までの「人見知り」のような
赤ちゃんが泣く行為は、人に反応して
いるわけではなく、ママ以外の人への
反応となります。
本当の人見知りは個人差がありますが
生後５～7ヶ月ぐらいで出てきます。
人見知りの過程
でも人見知りも段階があるんですよ。
では、どのように変化をしていくのか
お話ししますね。
知らない人をじっと見つめる
まず、最初に始まるのが、知らない人を
じっと見つめることです。
これは、初めて会う人だけではなくて
何週間ぶりかで会う、おじいちゃんや
おばあちゃんにもするようになります。
「○○ちゃん、こんにちは、おじいちゃんだよ」
にこやかに声をかけているのになぜか
顔をこわばらせそむけてしまうことも
あります。
赤ちゃんの記憶力は少しずつきますが
まだまだ不十分です。
赤ちゃんは、頭の中で知っている人か
知らない人かを判断しようと
フル回転させて考えているんです。
態度で示すようになる
そして、しばらくすると人の判断が
できるようになってくると、今度は
態度で表すようになってきます。
じーっと見た後に突然泣き出すように
なったら本格的な人見知りの始まりです。
１歳半ぐらいの頃
1歳半くらいになると、知らない人と
あった場合に「誰？」という表情で
ママの顔を見るようになりますよ。
2歳になる頃
そして、2歳くらいになると他人への
興味もあるのですが恐々と見るように
なります。
例えば、玄関に知らない人が来た場合
ママの後や物陰に隠れてのぞくように
なります。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
中には人見知りをまったくしない子も
いて、ママにとっては都合がいいし
嬉しいかもしれません。
でも、子育てはママの都合がいいように
いくものではないし、お子さんだって
それぞれの個性があるのは、当たり前
ですよね。
子供をいかに幸せな大人にしていくかが
大切なことなんです。
そう考えれると、人見知りできる能力も
喜ばしいことだと思えます。
