赤ちゃんと言えば、ハイハイで動く姿が
何といってもかわいいですよね。
成長とともにうつ伏せから始まり、
ハイハイができるようになります。
これらは赤ちゃんの発達の段階にで
徐々にできるようになっていきます。
そこで今日は、あんよの一歩手前に
なるまでの経緯と「意味ある行動」に
ついてお話しをしていきます。
赤ちゃんが前に進もうとする行動は、
目的の物や人に向かう見方がだんだん
進化するのがわかる動作の一部です。
では、どのように知ることが
できるのでしょうか?
目次
月齢ごとの赤ちゃんの動き方と考えてること
動きによって、体のどの部分が発達し
赤ちゃんがどんなことを考えてるのか
知ることができますよ。
「ピポット」から「ずりバイ」(生後5~6ヶ月頃)
まず「ピポット」ってご存知ですか?
これは、今までのうつぶせの状態が
腕の力で上半身を起こすようになって
片手だけで上半身が支えるようになり
腰を中心にグルグル回る動きのことを
言います。
ママから見れば「何してんだろ?」って
なりますよね。
なんでこうなるかというと、自分の
横にある物を取ろうとしてるんです。
そうすると、手を伸ばすことで体が
勝手に回ってしまうんですね。
ピポットが始まるようになると間もなく
「ずりバイ」が始まります。
「ずりバイ」とは、お腹をつけたまま
腕の力や両足の蹴りで前に進むように
なることです。ほふく前進と同じですね。
上手くできる子もいれば、重心がうまく
とれないで移動できず、後ろへ進んだり
バタフライのように両腕を動かして進む
こともあります。
面白い子では、お尻を左右にプリプリ
振ったり、頭を振る子もいるようです。
見てるだけで楽しいしかわいいです♥
いずれもこの行動をするようになるのは
物に対する興味が出始めているんです。
また、ずりバイは
「自分の周りには何があるのかな?」と
確かめる探索活動でもあります。
こうして少しずつ前進ができるように
なっていきますよ。
四つん這い(7~8ヶ月頃)
この頃になると膝を曲げて「よつバイ」
するようになりますが、すぐには前へ
進むことはできません。
まだ、四本の足でバランスをとるのが
難しいんですね。
そのために、赤ちゃんはいろいろな
動きを始めます。
よく見られるのが、体を前後に揺らす
しぐさです。
しばらく揺らしていたかと思うと、
おしりをつけて座ってしまったり、
そのままずりバイが始まったりもします。
これは一生懸命自分のバランス間隔を
確かめているんです。
「う~ん、やっぱりまだちょっとグラグラするなぁ」
こんな感じに思っています。
ハイハイができるようになるには
手足を交互に動かず必要があります。
バランスよく重心を移動することは
赤ちゃんにとって、とても難しいこと
なんですね。
この動きは、そのために準備運動だと
思って見守ってあげてください。
ハイハイ(9~10ヶ月頃)
腕に力がついて両手で体を支えるのが
できるようになってきます。
腰もきちんと上がった姿勢で進む事が
できるようになるとハイハイの完成です。
ハイハイは、前に自分の手足を動かして
進むことができることだけでなく、
実はコミュニケーション手段としても
使われるようになります。
この頃からママが自分を呼んでるのが
わかるようになります。
つまりママに近づきコミュニケーションを
とろうとしている証拠です。
でも、途中で別のものに興味が湧くと
ママのところまでたどり着けないって
こともありますね(笑)
高バイ(10~11か月頃)
ハイハイが出来れば、次に始まるのは
つかまり立ちとなり、そしていよいよ
「あんよ」がもうすぐ始まります。
足の裏をつけて、膝をつけて高バイを
する子も中にはいます。
これは、そのお子さんがこう発見を
した証拠です。
「この方法の方が早く進むことができるな!」
あんよが始まると同じ時に目的地まで
早くたどり着きたいと思うと高バイに
なる子が多いです。
それもものすごい速さで、驚くママも
いるでしょう。
高バイは、歩くことがまだ思うように
上手くできない間の補助的な行為です。
歩くのができるようになってしまうと
やらなくなるので貴重な行動ですよ。
またハイハイを飛ばしてタッチをする
お子さんもいます。
前の記事にも書いていますね。

まとめ
いかがでしたでしょうか?
赤ちゃんて、本当に面白いですし、
日々の成長には驚きますよね。
育児の悩みも色々とあり尽きませんが
赤ちゃんの変化を楽しむのも大切です。
短い期間しか見られないかわいい行動を
楽しんでくださいね。